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ニュースリリース

リコーとユサコ、世界的な図書館システムベンダー「Ex Libris」社製品の国内販売で提携
~ 大学を中心に販売活動を行い、2008年度までに100校の導入を目指す ~

2007年7月4日
株式会社リコー
ユサコ株式会社

 株式会社リコー(本社:東京都中央区、社長執行役員:近藤史朗)とユサコ株式会社(本社:東京都港区、社長:山川真一)は、図書館システムの開発および販売をグローバルに展開する「Ex Libris」社と、同社製品の国内販売・保守に関する業務提携を締結しました。今後リコーとユサコは大学を中心に共同で販売活動を行い、2008年度までに100校への導入を目指します。

 現在、論文などの学術情報に関しては、従来の紙媒体(論文集や学術雑誌など)での提供から、電子ジャーナルをはじめとする電子化された学術情報をインターネットを活用して提供する形態に急速に移行しています。しかしながら、電子化された学術情報に関しては、膨大な数の学術情報を管理し、それらを横断的に検索して活用できるシステムを提供するベンダーが少なく、日本国内での普及が進んでいないのが現状です。

 「Ex Libris」社は、イスラエルに本社をおく図書館システムベンダーで、全世界で4000以上の学術図書館にシステムを販売しています。特に、電子化された学術情報の管理を効率的に行うシステム「Verde」や複数のデータベースを横断的に検索できるシステム「MetaLibR」、それぞれの論文などに関してインターネット上の関連するサイトのリンク情報を提供するシステム「S・F・X」など、電子コンテンツに関連する豊富なラインアップを販売しており、図書館システムの世界市場におけるリーディングカンパニーとなっています。

 今回の業務提携は、「Ex Libris社」製品のなかでも、これらの電子コンテンツに関連するシステム群の販売・保守活動をリコーとユサコが共同で行うことで合意したものです。ユサコがASP型の商品販売からシステム導入、保守サポートまでを一貫して担当し、リコーはサーバー型商品の販売を担当、システムの導入や運用サポートに関してはユサコが実施することになります。

 リコーは、自社開発の図書館システムLIMEDIO(リメディオ)を国内の大学市場を中心に販売してきました。同製品は学術書や論文集など、紙媒体で提供される学術情報に関して、業務の効率化と利用者サービスの向上を実現するシステムとして評価が高く、現在まで約200校で導入されています。今回、ユサコと共同で、電子化された学術情報に関する各種サービスを提供することで、紙媒体から電子コンテンツまでの幅広い学術情報に関するサービスを一括して提供してまいります。

 一方ユサコは、長年、電子ジャーナルやデータベースの販売を中心に、主に自然科学系大学を中心に学術情報の提供をしてきました。1990年代よりUNIXベースのデータベースサーバの提供でシステム販売に乗り出し、2001年10月にEx Librisの代理店としての活動を開始し、2006年10月からは、「S・F・X」のASP方式でのサービス提供を行っています。今回の合意により、こうしたサービスを人文学系の大学などにも広くご提案してまいります。

 今後両社は、「Ex Libris社」製品の販売・サポートの提供に共同で取り組むことで、2008年度までに100校の導入を目指します。
  • *Ex Libris、Verde、Metalib、S・F・Xは、エクス リブリス リミテッドの商標または登録商標です。
  • *この他、ニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
  • 【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
      株式会社リコー コーポレートコミュニケーションセンター 広報部
       TEL:03-6278-5228 FAX:03-3543-8126 E-mail:koho@ricoh.co.jp

      ユサコ株式会社 システム販売事業部
       TEL:03-3505-3257 FAX:03-3505-6283

    【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
      株式会社リコー
       ソリューションマーケティングセンター LIMEDIO開発グループ 事業推進チーム
       TEL:045-477-1875

      ユサコ株式会社 システム販売事業部
       TEL:03-3505-3257 FAX:03-3505-6283