ニュースリリース
2009年5月12日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、リコーグループの国内販売関連会社におけるSE人員を統合し、ドキュメントを中心としたトータルシステムインテグレーションサービスを提供する新会社として、「リコーITソリューションズ株式会社」を2009年7月1日に設立いたします。
リコーITソリューションズ株式会社は、リコーソフトウエア株式会社を母体に、国内の販売会社(リコー北海道株式会社/リコー販売株式会社/リコー関西株式会社)およびリコーテクノシステムズ株式会社、株式会社リコー 販売事業本部のSE人員を統合して設立するものです。 新会社では、基幹システムやグループウエアなどの個別開発、高度なITインフラ構築など、これまで各社に分散していたお客様向けのシステム開発・システムインテグレーション機能を統合し、その技術・ノウハウを結集します。さらにリコーソフトウエアで行っていたリコー製品向けの組み込みソフトウエア開発やパッケージソフトウエア開発、リコーの社内情報システムの開発との技術融合を促進します。これにより、デジタル複合機(MFP)やプリンターなどの画像機器からITインフラ、アプリケーションまでのトータルシステムインテグレーションをワンストップで提供し、お客様が取り組むBPR(Business Process Reengineering)を支援してまいります。また、お客様との商談支援に関わる人員を増強することで、ソリューションビジネスの拡大に貢献するほか、さらなる専門性の強化や品質および生産性の向上を図ります。 リコーは、ソリューション対応力のさらなる向上に向けた国内販売体制の改革を順次進めてまいりました。2008年7月1日には、全国7社の販売会社と、3つの機能会社(リコーテクノシステムズ株式会社/リコーソフトウエア株式会社/リコービジネスエキスパート株式会社)による地域別・機能別のマトリックス体制への再編を行いました。それぞれの機能・役割を明確化し、お客様や市場の環境変化に対応したスピーディな意思決定が行える体制にすることで、グループ総合力を活かしたソリューションを提供しています。 今回の新会社設立により、リコーはお客様のさまざまなニーズに対応したソリューション提供をより一層強化し、お客様価値の向上に貢献してまいります。 ■新会社設立の狙い 1.ドキュメントを中心としたトータルシステムインテグレーションサービスの提供 お客様向けシステム開発で培ったノウハウと製品開発で培ったノウハウを融合し、中堅・大手市場に対する画像機器からITインフラ、アプリケーションまでのワンストップでのトータルシステムインテグレーションを提供。 2.BPR支援ソリューションの提供 リコーが培ってきた業務改善やIT実践のノウハウをベースにお客様のBPRを支援する システムインテグレーションサービスを提供。 3.顧客接点力を強化 高度化するソリューション提案に必要な商談支援機能を強化 4.リコーの製品開発機能の強化 MFPをはじめ、リコー製品に搭載される組み込みソフトウエア開発機能を強化 5.品質向上や人材育成などの体制強化 品質管理プロセス改革や技術者の育成を推進し、システム開発体制を強化。 |
会社の名称 | リコーITソリューションズ株式会社 |
資本金 | 2億5千万円 |
設立日 | 2009年7月1日 |
従業員数 | 約1,500名 |
本社所在地 | 東京都中央区勝どき3-12-1 フォアフロントタワー |
代表者名 | 未定 |