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ニュースリリース

リコー、PxPトナー(重合トナー)の生産体制を増強
~投資額約100億円で、生産能力を約11,000トンに拡大~

2007年7月11日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、「PxPトナー」(ピー・エックス・ピー・トナー。リコーの重合トナー)の生産体制を増強します。約100億円を投資して新工場を建設し、2008年度には「PxPトナー」の生産能力を年間約11,000トンに拡大します。

新工場は、カラー複合機・レーザープリンターの需要拡大に対応するためのもので、国内のサプライ生産拠点である沼津事業所(静岡県沼津市)に増設します。生産体制の段階的増強として、2006年同事業所で第1工場の操業を開始。新工場は第2工場として、2007年7月に着工。2008年8月から順次操業いたします。

「PxPトナー」は、ポリエステルを用いた重合トナーで、工法はエステル伸長工法という独自方式を採用しています。トナー粒子が小さく均一で、しかも形状制御が容易なため、より一層の高画質化を実現いたします。またポリエステルを用いたことで熱特性が均一となり、トナーの定着温度をより一層低くすることが可能です。将来的に機器の省エネ化にも貢献いたします。さらに、従来の粉砕トナーと比べ、製造工程でのCO2排出量を低減することも可能です。
<新工場の概要>
所在地: 静岡県沼津市本田町16-1
建屋面積: 約10,700m2(延べ面積)
建屋高さ: 約20m
投資額: 約100億円
生産品目: PxPトナー
生産能力: 約3,000トン/年(2008年度)
着工: 2007年7月
稼働: 2008年8月(予定)