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ニュースリリース

リコー、新電元との間で株式譲渡に関して基本合意
~感光体ドラムの生産強化に向け、山梨電子工業の全株式を取得へ~

2005年11月1日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:桜井正光、以下リコー)は、新電元工業株式会社(社長:小田孝次郎氏、以下新電元)の100%子会社である山梨電子工業株式会社(以下山梨電子)の全株式を取得することについて、新電元との間で合意に達し、本日株式譲渡に関する基本合意書に調印いたしました。
1.本合意書締結の理由
 リコーは、成長戦略の重要な柱であるプリンター事業を一層強化拡大していきたいと考えております。そのために、キーパーツである感光体ドラムの技術資源、人員の強化、および生産能力の強化が必須であると認識しておりました。
 山梨電子とは、以前より感光体ドラムの生産委託を通じて、リコーの画像機器事業強化にご協力をいただき、ビジネスパートナーとして非常に良好な関係を築かせてきていただいておりました。リコーの成長戦略実現に向けて、さらなる関係強化の話し合いを実施させていただいた結果、現状の取引(ビジネスパートナー)という関係からリコーグループに参画いただくことにより、非常に有効な経営資源の強化ができると判断し、今回の合意に至りました。
 
2.山梨電子の概要
  社名 山梨電子工業株式会社
  代表者 古澤 喜一(ふるさわ よしかず)
  所在地 山梨県甲府市宮原町1014
  設立年月 1968年3月
  事業内容 感光体ドラムの製造販売
  決算期 3月31日
  従業員数    145名(平成17年3月末現在)
  資本金     310百万円      
  業績  売上高 4,878百万円(17年3月期)
3.取得前後の株式所有比率の状況
  取得前の所有株式比率  0%
  取得後の予定所有比率  100%
 
4.日程
  平成18年3月(予定)  株式譲渡契約書締結
 
5.今後の見通し
  本件に伴う連結・単独業績への影響は軽微であります。