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ニュースリリース

リコー、国内販売会社の保守サービス部門をリコーテクノシステムズに統合
~画像機器を含むIT環境の保守サービスを全国ワンストップで提供~

2005年6月9日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、2005年10月1日に、国内販売会社のうち31社がもつ保守サービス部門をリコー100%子会社のITサービスプロバイダー「リコーテクノシステムズ株式会社」(本社:東京都台東区、社長:川村收)に統合いたします。これにより、複写機・プリンターなどの画像機器の保守サービスはもちろん、パソコンやサーバー、ネットワーク機器に関するマルチベンダー対応の保守サービスなど、IT環境全般の保守サービスを、リコーテクノシステムズが全国1社で対応するワンストップサービス体制を実現いたします。
 今回の統合により、リコーテクノシステムズの従業員数は約9,000名となり、国内最大級のトータルサービスカンパニーになります。

 今回の統合は、顧客満足のさらなる向上とITサービス事業の強化を図るための施策です。
 リコーはこれまでも、お客様がより快適に製品をお使いいただけるよう、複写機・プリンターのリモート管理サービス「@Remote(アットリモート)」の提供や、保守依頼を集約して受け付け技術者が対応する「リコーテクニカルコールセンター」の設置など、さまざまなサービスプロセス改革を進めてまいりました。
 今回、保守サービス体制を一本化することで、戦略的な人材配置や教育、インフラの整備などをさらに進め、サービス効率の向上を図るとともに、IT環境全般の企画・構築や運用管理、保守などを支援するITサービス事業をより一層強化・拡大してまいります。
●今回の保守サービス体制統合の狙いと施策は以下です。
1.ワンストップ体制の構築により、顧客満足の更なる向上を図ります。
従来の画像機器を中心とした各販売会社の保守サービス部門をリコーテクノシステムズに統合。複写機・プリンターなど、リコー製画像機器の保守サービスはもちろん、パソコンやサーバー、ネットワーク機器に関するマルチベンダー対応の保守サービスなど、IT環境全般の保守サービスを、リコーテクノシステムズがワンストップで対応。
サービス拠点や人員の最適な配置を行うことで、即応体制の強化や24時間365日対応体制の拡充を図り、顧客満足の更なる向上とサービス効率の向上を促進。
全国均一のサービスメニューによる高度で均質なサービスを、リコーテクノシステムズ1社が全国で提供することで、全国広域サービスに対するニーズに対応。
2.IT環境の企画・構築や運用管理、保守などを支援するITサービス事業を強化します。
リコーテクノシステムズを中心に行っているITサービス事業のより一層の強化に向け、戦略的な人材配置や教育、インフラの整備などをさらに促進。
複写機やプリンターなどを受け持つ技術者のスキルを向上することで、ITサービスにも対応できる技術者を、現在約2,000人から2007年度には約3,500人体制に増強。
カスタマーエンジニアによるITサービス総合メニュー「ITKeeper(アイティキーパー)」の提案活動を強化。
今回の統合に先立ち、6月10日に「ITKeeper」をバージョンアップ。特に、(1)リコーグループが国内91社でISMS認証を一括取得したノウハウを活かしたセキュリティメニューの拡充、(2)IT資産管理を代行する「クライアントマネージドサービス」など、マネージドサービスの拡充、(3)中小企業のIT環境の導入から運用保守までをトータルでサポートするワンストップサービス「IT安心パック」の提供の3つを柱としてITサービスメニューを大幅に強化。
 リコーは今後も、全国を網羅する約490ヵ所の拠点、約5,000名のカスタマーエンジニアなどによる顧客接点力と、先進の監視センター/データセンターなどのバックヤード体制を強みとしながら、お客様のIT環境全体の企画、構築、運用管理、保守、廃棄に至るまでのさまざまなサービスをワンストップでご提供し、お客様価値の向上に貢献してまいります。