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ニュースリリース

溶剤・水を使わず固着汚れを洗浄する技術を新開発
中国生産拠点での環境負荷低減に展開

2009年10月14日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、溶剤や水を全く使わずに、固着した汚れ(はんだフラックス)の洗浄を可能にする技術を開発いたしました。この技術は、数ミリ角の薄片状のフィルムを気流で洗浄対象に吹き付け、その衝突・接触により汚れを除去するという原理(※1 ドライ洗浄技術)に基づくもので、従来の方法に比べて、環境負荷を当社比で最大約1/10に削減(※2)することができました。また、洗浄コストも大幅に削減いたしました。
 この新技術は、リコーが独自に開発し、製品を再生する際に、部品に付着しているトナーを除去する工程で2006年に導入している技術を基に、さらに応用・改良することで、固着した汚れの洗浄を可能にしたものです。
 リコーはこの新技術を、プリント基板の自動はんだ付け工程で繰り返し使用する治具(パレット)の洗浄装置に応用し、実用化いたしました。パレットの洗浄は、溶剤や洗浄液による洗浄方法が一般的で、廃液による環境負荷や処理コストが発生します。今回、新技術を導入することにより、初めて溶液や水を使わないパレット洗浄が可能になりました。リコーが試験的に運用している国内の工場では、これまで2時間以上かかっていた洗浄時間(工程リードタイム)を5分未満に短縮することができました。
 この洗浄装置を、中国にあるリコーのグループ会社で、プリント基板の生産拠点である上海リコーオフィス機器株式会社に導入し、今月中の稼動開始に向けて、準備を進めています。この装置を導入することにより、1600kg/月の廃液の削減を見込んでいます。
  この洗浄装置は今後、国内外のリコーグループ生産拠点への展開を図ってまいります。

  リコーグループは、調達、生産から、物流、お客様のオフィス、リサイクル、廃棄にいたるまで、事業に関わるすべてのステージにおいて、環境負荷の削減に取り組んでいます。今後、更なる技術革新により、持続可能な社会の実現に向け、挑戦をしていきます。
【(※1)ドライ洗浄技術の原理図】
汚れの除去 汚れの分離・排出
汚れの除去
汚れの分離・排出
【(※2) 環境負荷削減の試算】
〔従来工程 アルコール系溶剤洗浄〕
従来工程 新工程
工程時間 2時間以上 3~5分
環境負荷(廃液) 0.1~0.8L/パレット 0(*1)
環境負荷(CO2排出) 0.2~2kg/パレット(*2) 0.1~0.2kg/パレット(*3)
  • (*1)除去した汚れ(フラックス粉)は集塵機で回収
  • (*2)溶剤製造および焼却処理
  • (*3) 消耗品、電力、洗浄装置製造、他
    数値の幅は、生産拠点により、洗浄方法や生産規模、パレットのサイズが異なることによる。