株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、「環境経営報告書」、「社会的責任経営報告書」、「アニュアルレポート」の3種類の報告書の2009年版を2009年6月25日に発行いたします。
これは、企業活動のトリプル・ボトムライン(※1)に基づいて、環境・社会・経済の3つの側面から、持続可能な経営の報告を行なうものです。3分野に分けての報告書発行は2004年度版からで、今年で6回目となります。
これらの3報告書はサスティナビリティー・レポートとしての一貫性を保ち、3冊相互の編集の連携によりリコーグループの考え方、姿勢、活動の実績がより明確に表せるように工夫されています。また、カラーユニバーサルデザイン対応に配慮して、色覚の個人差を問わず、多くの方に見やすいデザインを採用しております。
■環境経営報告書2009(Sustainability Report・Environment:日本語版)
トリプル・ボトムラインの環境的側面に対応した報告書で、環境から見た社会的責任について、報告しています。リコーグループの環境経営に関する考え方や、グローバルな活動、さらにこの4月に制定した2020年、2050年を照準とした「中長期環境負荷削減目標」などについて紹介しています。また、ページ構成は、2008年度に開始した3ヵ年環境行動計画の体系にあわせ、「製品」(開発、省エネ、省資源、汚染予防、原材料・部品調達)、「事業活動」(生産、非生産、お客様、物流・輸送)という各ステージから見た製品のライフサイクルごとの構成に変更しました。これにより、ライフサイクル全体にわたるリコーグループの活動をより詳しく紹介できるようになりました。
「環境経営報告書2009」日本語版は、PDF版を発行いたします。英語版・中国語版のPDF版は9月発行予定です。