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ニュースリリース

リコー、三分野の中長期環境負荷削減目標を設定

2009年4月22日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)を中心とするリコーグループは、持続可能な社会の実現を目指し、2020年、2050年を照準として、中長期環境負荷削減目標を設定いたしました。具体的には、当グループで、「環境負荷削減の3本柱」と呼んでいる、「省エネ・温暖化防止」「省資源・リサイクル」「汚染予防」それぞれの領域において、新たに2020年、2050年を照準とした中長期目標を設定しました。

  当グループでは、環境負荷の抑制について、2005年度に「先進国は2050年に環境負荷を2000年比1/8に低減する必要があるという認識に基づいて、環境負荷を削減していく」という「長期環境ビジョン」を策定しました。また、バックキャスティングの手法(※)により、事業に伴う環境負荷総量を削減するために、具体的に行うべきことを3年ごとに「環境行動計画」として目標化し、実践してきました。この度、より具体的に活動を加速するために「長期環境ビジョン」を細分化し、環境負荷削減の三つの領域ごとに中長期目標を設定しました。
(※)バックキャスティング手法:将来を予測する際に、持続可能な目標となる社会の姿を想定し、その姿から現在を振り返って今何をすればいいかを考えるやり方。
<中長期環境負荷削減目標骨子>
(1) 省エネ・温暖化防止
《中長期目標》
  リコーグループライフサイクルでのCO2排出総量(5ガスのCO2換算値を含む)を、2000年度比で2050年までに87.5%、2020年までに30%削減する。
《考え方》
リコーグループは、IPCCの警告に基づく、世の中が目指すべきCO2削減レベルを目指し、ライフサイクル全体のCO2削減目標を設定し活動を展開します。
リコーグループが事業活動を営む上で直接排出するCO2は、生産や物流などの各ステージごとに目標を設定して確実な削減を展開します。
製品の使用電力削減は、お客様のところで排出するCO2を削減し、低炭素社会の実現に向けてリコーの技術が大きく貢献できる活動であり、より高い目標を掲げ積極的な取組みを展開します。
調達ステージにおいては、仕入先様との協力によりCO2排出量の把握、目標値化、削減活動を展開するなど、仕入れ先様と共に活動を展開します。
《目標達成に向けた主な活動》
リコーグループが提供する製品の環境性能を向上させ、さらに、その性能をお客様に簡単に使っていただくための技術開発。
リコーグループ製品の環境性能をお客様にフルに活用していただくための提案活動展開。
生産プロセスの革新による低炭素もの作りの展開。
太陽光発電などの再生可能エネルギー活用。
製品の小型化や長寿命化、リサイクル活動の展開により調達領域でのCO2排出を削減。また、リコーグループの削減事例を仕入れ先様に水平展開することにより、仕入れ先様の環境負荷削減を支援。
物流のCO2把握システムのレベルアップ。物流の効率化、モーダルシフトの展開。
(2) 省資源・リサイクル
《中長期目標》
(1) 新規投入資源量を 2007年度比で2050年までに87.5%、 2020年までに25%削減する。
(2) 資源枯渇の動向を視野に置きつつ、製品を構成する主要素材のうち、枯渇リスクの高い原油、銅、クロムなどに対し、2050年を目処に削減及び代替の備えを完了する。
《考え方》
地球環境問題を考える上では、新たに自然界から取り出す新規資源の投入を抑制し、限りある資源を有効に活用しながら、事業活動を継続していくという事が重要な課題です。
省資源活動は、製品原価そのものを削減する活動であり、将来の資源高騰リスクの回避や製品の安定供給を継続していく、経営上の重要な活動と位置付けます。
《目標達成に向けた主な活動》
製品/部品小型、軽量化の技術開発。
信頼性向上の技術開発(製品、部品の長寿命化)。
使用済み製品の回収率を向上。
製品/部品/材料の再生率向上(再生技術と再生材活用の技術開発)。
資源枯渇リスクの高い素材の削減及び代替(植物由来プラスチックやトナーなど)。
(3) 汚染予防
《中長期目標》
 化学物質による環境影響を 2000年度比で2050年までに87.5% 2020年までに30%削減する。
《考え方》
汚染予防は、環境影響の評価とともに人への健康影響を含めたリスク管理が必要であると考えます。
リスク管理は、化学物質の使用量、排出量、ハザード、暴露情報を考慮しています。
リスクの大きい化学物質に対し、重点的に削減や代替活動を展開するとともに、環境汚染リスクを未然に防止するための活動が重要だと考えています。

《目標達成に向けた主な活動》
リスク管理強化を狙った化学物質マネジメントシステムのレベルアップ。
リスクの大きい化学物質の削減及び代替。
<目標達成のために>
 目標達成には、リコーグループの努力に加え、社会全体が低環境負荷社会へ変革していく必要があります。社会全体の変化、リコーグループの活動ポテンシャルを予測し、今何をすべきかを考え確実に行動するためのシナリオを描いています。特に、技術開発に関するシナリオは重要だと考え、推進体制を強化して進めています。
(1) 技術開発の加速
 目標を達成するためには、従来技術の改善ではなく「技術革新」が必要であり、実用化までのプロセスを早期に進めなければなりません。今までの環境技術の開発をさらに加速させるため、全社組織の環境技術加速体制を立ち上げました。体制は、製品省エネ、製品省資源、生産負荷削減などのステージ毎にワーキンググループが組織されています。リコーの主力製品である画像ソリューション事業分野においては、製品機能分野ごとに活動チームが組織され、全社を挙げての技術革新へチャレンジしています。
(2) 技術開発の視点
 「省エネ・温暖化防止」「省資源・リサイクル」「汚染予防」の三本柱で、調達から生産、製品の使用段階、回収リサイクル全ての事業領域でライフサイクルに環境負荷総量を削減していく視点で活動を展開します。さらに、現在の事業領域の枠にとらわれず、広く社会全体の環境負荷を削減していくという新たな視点を加えた技術開発を展開します。

 環境負荷削減目標の達成は、産業革命となりうるレベルの技術革新が必要です。リコーグループは、21世紀の「産業革命」の担い手の一員として、地球環境と社会、経済が共に繁栄する持続可能な社会に向け、たゆみない挑戦をしていきます。
<リコーの環境保全活動に対する重要な考え方>
 リコーグループの環境保全活動は、環境負荷を再生能力の範囲内に抑制していくことに加え、地球による環境再生能力を維持・向上させることが大変重要であるという考え方で進められています。地球環境の再生能力の中心的な役割を担っている生態系・生物多様性の保全に関しては、これまで各種の生物多様性保全プログラムを実践し、今回の中長期環境負荷削減目標とは別に本年3月に「リコーグループ生物多様性方針」を制定しています。
http://www.ricoh.co.jp/ecology/history/all/2009/0331_01.html