ニュースリリース
フロントローディングによる3ウェイ給紙やコピー感覚の簡単操作を実現したデジタル印刷機「リコープリポート JP5800」「同JP5600」を新発売
株式会社リコー(社長:桜井正光)は、給紙機構のフロントローディング化による3ウェイ給紙やコピー感覚での簡単操作を実現したA3判対応デジタル印刷機の新製品として、(1)多彩な編集機能や自動原稿送り装置を装備した上位機「リコープリポート JP5800」、(2)スタンダードタイプの「リコープリポート JP5600」の2機種を新発売いたします。
また、オプションとして「リコープリポートソーター JS40」も新発売いたします。
新製品は、生産関連会社の東北リコー株式会社(本社:宮城県柴田町、社長:杉田啓次)が開発したものです。
製品名
|
リコープリポート
JP5800
|
リコープリポート
JP5600
|
リコープリポート
ソーター JS40
|
標準価格
|
175万円
|
155万円
|
未定
|
発売日
|
1999年8月上旬
|
1999年9月上旬
|
月産台数
|
1,000台
|
100台
|
*標準価格には給紙テーブルを含んでいます。
*このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
<リコープリポート JP5800、同JP5600の主な特徴>
1.フロントローディングによる3ウエイ給紙を実現しました。
-
- ●給紙機構のフロントローディング化により、2段給紙トレイ+給紙台の3ウェイ給紙を実現。
- ●給紙トレイの1段目には、1,000枚の用紙2セット※を収納できる「タンデムトレイ」を採用。また、給紙台には500枚の積載が可能。最大で、3,000枚の給紙が可能なため、用紙交換や用紙補給の手間を削減。自動用紙選択機能や用紙指定変倍機能も搭載しており、コピー感覚の簡単な操作を実現。※B5タテ、A4タテがセット可能
- ●プリント中でも用紙補給が行える「リミットレス給紙」が可能なため、マシンを止めることなく大量プリントを実現。
2.新開発のプリポートソーターにより、最大40部までのソート印刷を効率的に行えます。
-
- ●新開発の「リコープリポートソーター JS40」(1999年9月上旬発売予定、標準価格未定)により、最大40部のソート印刷が可能。プリポートの最高スピードに対応しており、最大で毎分120枚の高速印刷、仕分けを実現。当社従来機と比べ、2倍の処理速度を実現。
- ●20部以下のソート印刷の場合、上段の20ビンと下段の20ビンで独立してソートすることにより、2ジョブの作業を指示することが可能。
3.排紙台設定の完全自動化を実現しました。
-
- ●従来用紙サイズに応じて手作業で設定していた排紙台のガイドを、給紙トレイ又は給紙台の用紙サイズを検知し、自動的に設定。さらに簡単操作を実現。
4.パソコンで作成した原稿をダイレクト出力することが可能です。
-
- ●パソコン接続用のコントローラー「PCコントローラー 10PS?」(標準価格:48万8千円)を装着することにより、大量・高速印刷が行えるネットワークプリンターとして活用することが可能。WindowsやMacintoshで作成した原稿を、ダイレクトに印刷できるため、社内文書やマニュアルなどのプリントに威力を発揮。
5.業界最速の12秒の高速製版です。
-
- ●高感度マスターの採用と、給版と排版を同時に行う「リアルタイム給排版システム」により、製版時間は業界最速の12秒(A4タテ)。
- ●連続プリント速度は、最高で毎分120枚。
6.多彩な機能で作業を効率化します。
-
- ●複数原稿を1度に印刷する時に、各プリントの最後の1枚だけをずらして出力して仕分けする「ジョブセパレーター」装置を搭載。オプションのテープマーカーを装着することなく仕分けが行えるため、消耗品のコストを削減。
- ●日付けやページ、マル秘などを原稿に付加してプリントする「印字機能」や、1つの画像を用紙の中に繰り返し印刷できる「リピート機能」、さらに4枚、8枚、16枚の原稿を1枚の用紙に縮小して印刷できる「メモリー集約機能」を搭載。
7.メイキャップ機能や画像合成などの編集機能を装備しております。(JP5800のみ)
-
- ●指定したエリアの抽出や消去、網掛け、地紋合成などの画像編集が可能な「メイキャップ機能」を搭載。表現力豊かな文書の印刷を実現。
- ●2枚の原稿の画像を合成できる「画像合成」や、1枚目の原稿を記憶し、2枚目以降の原稿と合成する「フォーマット合成」など、多彩な編集機能を搭載。
リコープリポート JP5800
(オプションのソーターを装着したもの)