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高速画像処理を実現しながら消費電力を低減しました。 |
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352個のプロセッサエレメント(演算ユニットの単位)を持つ専用の超並列処理エンジン"Ri20コア"を内蔵。高精度・高速画像アプリケーションで必要な画像処理をソフトウエア手段により自在に実現。 |
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内部動作周波数280MHzでピーク性能98.6GOPSを達成するなど、高速画像処理を実現しながら、90nmCMOSプロセスの採用により、ピーク性能時においても約2Wの低消費電力を実現。
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ソフトウエアによる高速画像処理により、システム開発を大幅に効率化します。 |
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ソフトウエアの作成は専用のソフトウエア開発支援ツールを使用し、作成した画像処理アルゴリズムをリアルタイムに評価することが可能。これにより、ASICやFPGAのハードウエア手段に比べ、開発・検証のサイクルを短縮でき、システム開発の柔軟性向上と開発期間・コストの大幅な削減が可能。
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ソフトウエアの開発に必須なソフトウエア開発ツールは、ガイオ・テクノロジー株式会社、株式会社 コンピューテックス、株式会社ケーアイテクノロジーより提供されます。 |
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3. |
外部メモリを削減することで、システムコストを低減することができます。 |
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各プロセッサエレメントに1KBのRAMを配置。画像処理に必要なラインバッファ(主走査方向1ラインの画像データを一時保持するバッファメモリー)として利用可能。これにより、外部にラインバッファ用のRAMは不要。(主走査画素数が1KBの画像データでは256ライン、7.5KBの画像では42ラインの大容量ラインバッファが使用可能) |
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主走査の走査時間内でリアルタイムに処理が終了するため、外部のページメモリーも不要。 |
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内部の特殊処理ハードウエア部にも専用のラインバッファを内蔵し、拡大/縮小機能、LUT(ルックアップテーブル)変換機能、ステート変換機能に利用可能。主走査画素数が8,192画素(8KB)の画像を基本とし、1チップで主走査画素数50,176画素(49KB)の画像まで対応が可能。
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多様な画像フォーマット、画像処理にスケーラブルに対応できます。 |
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16ビット構成の画像ポートを8ポート装備。16ビット4色入力・16ビット4色出力等の大規模システムにも対応可能。また、シリアル画像データにも対応。 |
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要求する画像処理が1つのチップで実現できない場合は、複数のチップを画像ポート直結機能により接続することで簡単に分散処理が可能。これにより多様な画像処理に複数のチップ構成によりスケーラブルに対応。 |