ニュースリリース
2006年1月19日
株式会社リコー
製品名 | RP150/RP151シリーズ |
サンプル価格 | 100円 |
サンプル受注開始日 | 2006年1月26日 |
月産規模 | 当初計300万個 |
1. | 小型パッケージに2つの高性能レギュレータを搭載しました。 | |
・ | 小型パッケージに、2チャンネルの高性能レギュレータを搭載。 | |
・ | パッケージは、薄型・小型かつ放熱TAB付きのPLP2020-8(2ch品で、2×2mm)。従来品のR1131シリーズの小型品(1ch品で、3×1.6mmのSON6)に比べ、さらに小型化を実現。 | |
2. | 小型の2ch品でありながら従来の1ch品よりも低い入出力電圧差を実現しています。 | |
・ | 3.0V・300mA出力時で0.21Vという低い入出力電圧差を実現(リコー従来品は1chで0.23V)。 | |
・ | これにより、電池の消耗などによる電圧変動に対して、機器の内部回路に効率よく安定した電圧を供給することが可能。電池消耗時や他のスイッチングレギュレータの後段でも安定した動作を可能とし、機器の誤動作を減らすとともに、電池をより長時間使用することが可能。 | |
3. | 出力電圧の高精度化および温度特性の向上を実現しました。 | |
・ | 出力電圧は、リコー従来品のTyp.2%からTyp.1%にまで高精度化。 | |
・ | 温度特性は、Typ.100ppm/℃をTyp.30ppm/℃(1度の温度変化における出力電圧の変化が100万分の30%)にまで向上。 | |
4. | リップル除去率を向上しました。 | |
・ | リップル除去率を上げることが困難な大電流製品ながら、1kHzで80dBという優れた値を実現。サイン波のように電圧が上下している電源からの入力電圧を安定した電圧にして出力。 | |
5. | 消費電流をさらに低減しています。 | |
・ | 各種特性を向上しながら、消費電流を低減。従来品のTyp.60-80μAに対して、無負荷時1chあたりTyp.24μAを実現。 | |
6. | ボルテージディテクタを内蔵しています。(RP151シリーズの場合) | |
・ | RP151シリーズには、レギュレータ2の出力を監視するボルテージディテクタを内蔵。 | |
・ | 従来と比較して、遅延回路抵抗や、内部閾値で決まる内部定数のばらつきを低減。その結果、ICに起因による遅延時間のばらつきも減少。 | |
7. | その他、優れた機能を搭載しています。 | |
・ | スタンバイ/アクティブの切替は、Hアクティブ(ハイレベルの信号でスタンバイ解除)。 |