リコーは1996年8月に、不要な言葉を含む音声を認識することができるワードスポッティング音声認識LSI「RL5S840」を製品化し、そのアプリケーションとして、発声に神経を集中することが難しく、かつ騒音下での音声操作が必要となるカーナビやカーステレオなどの車載機器を中心に提案してまいりました。
新製品「RC5S841」は、従来製品に比べて、(1)音声合成機能を搭載、(2)パッケージとしてCSP(Chip Size Package)を採用し、従来のLQFPパッケージに比べて実装面積で約50%以上の小型化を実現(LQFPパッケージも用意)、(3)電源電圧として5Vに加え3Vにも対応したことにより、低消費電力化を実現いたしました。
携帯電話やPDAなどの小型携帯情報機器、カーナビやカーステレオなどの車載機器に搭載することにより、音声によるインタラクティブな操作を実現することができます。