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ニュースリリース

リコー、従来に比べ約半分の実装面積を実現した小型ボルテージレギュレータIC「RX5RWシリーズ」を受注開始

1997年10月22日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、各種情報通信機器や電気機器などに用いて、機器内の回路への供給電圧を一定化するボルテージレギュレータICとして、従来に比べ約半分の実装面積(2.1×2.0mm)という小型化を実現した「RX5RWシリーズ」を開発し、受注を開始いたします。
製品名 RX5RWシリーズ
サンプル価格 80円
受注開始日 1997年11月4日
月産規模 50万個
  • *このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
  •  新製品「RX5RWシリーズ」は、各種情報通信機器や電気機器などに用いて、電池やアダプターなどの電源から入力した電圧を、動作電圧が規定されている機器内の回路上のメモリーやCPUなどに対し、電池の消耗などによる電圧変動に関わらず一定化して出力するボルテージレギュレータICです。
      低消費電流化に有利なCMOSプロセスを採用した上で、プロセス微細化技術により、従来の5ピンSOT-23パッケージに比べ約半分の実装面積となる、SC-82ABパッケージ化を実現いたしました。重量も、6.2mgと当社従来製品の約40%を実現していますので、特に、小型軽量化競争が激しい携帯電話への搭載に最適です。

      リコーは、CMOSタイプのレギュレータICとして、優れた出力電圧特性を実現した 「R1110N」「R1120N」「RN5RF」各シリーズを9月19日から順次受注開始しており、今回の小型パッケージを実現した「RX5RW」とあわせ、幅広い品揃えでこの分野を拡販してまいります。
    <新製品 RX5RWシリーズの主な特徴>
  • 1.機器の小型軽量化に最適な小型パッケージ(SC-82AB)への実装を実現しました。
      • 従来の5ピンSOT-23パッケージに比べ約半分の実装面積(ボディ面積:1.25×2.0mm、実装最大面積:2.10×2.0mm)を実現。
      • 重量も、6.2mgと当社従来製品の約40%を実現。
      • 小型軽量化競争が激しい携帯電話をはじめとした携帯情報機器に最適。
  • 2.1.5μAという低消費電流を実現しています。
      • CMOSプロセスの採用と回路レイアウトの最適化により、1.5μAという低消費電流を実現。
      • 外部からの信号でスタンバイモード、動作モードを切り替えられるチップイネーブル機能を搭載。スタンバイモード時の消費電流は0.1μA。しかも、Hアクティブ(ハイレベルの信号でスタンバイ解除)とLアクティブ(ローレベルの信号でスタンバイ解除)の選択が可能。
  • 3.高精度のレギュレータICです。
      • 入出力電圧差は0.04V(1mA)、出力電圧の温度係数は±100ppm/℃、入力安定度は0.05%/V、出力電圧精度は±2.0%と、それぞれ優れた特性を実現。
  • RX5RWシリーズ(目盛りの間隔は1mm)
    RX5RWシリーズ(目盛りの間隔は1mm)