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ニュースリリース

リコー、クラウド時代に対応したMFPウィジェット型ソリューション「App2Me」を発表

2009年11月4日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、新ソリューション「App2Me(アップトゥミー)」(http://www.app2me.jp)を2010年1月中旬からグローバルに提供開始いたします。「App2Me」は、ビジネスパーソンが自分のIT端末でデジタル複合機(MFP)「imagio MPシリーズ」のスキャン、プリントを中心とした機能を手軽に活用できるソリューションです。

 Web活用が進んだ現在、社内で必要なソフトウエア全てを保有することなく、インターネットからサービスとして提供されるアプリケーションを必要な分だけ利用することが可能なクラウドコンピューティング(以下、クラウド)時代を迎えています。さまざまなビジネスにおいて、情報の保管・共有、CRM、人事管理、給与計算など、多種のアプリケーションがクラウド上で活用され始めています。リコーは、クラウド環境にMFPを対応させ、お客様の情報活用範囲を飛躍的に広げるために、また開発効率の向上やお客様の使い勝手の良さなどを検討した結果、個人のIT端末にダウンロードするだけで特別な設定をせずにMFPを活用できるウィジェット形式でのソリューション提供を採用いたしました。

 クラウド環境で「App2Me」を最大限に活用するためには、クラウド上のさまざまなアプリケーションと連携するウィジェットのラインアップを増やすことが不可欠です。この認識の下、自社開発に加え、「App2Me」に関わる技術情報をあらかじめ契約した開発パートナーに開示することで、外部リソースによるウィジェットの開発を促進します。さらに、クラウドサービスプロバイダーとの協業を積極的に進めてまいります。

 ソリューション展開の一例として、リコーは、本日(11月4日)開催されたGoogleのカンファレンス「Google Enterprise Day 2009 Tokyo」において、第一弾のソリューションとしてMFPと、「Google AppsTM」とを連携させる「App2Me」ウィジェットを紹介しました。またリコーは、今後「Google Apps」のリセラーとして、日本から順次グローバルに販売活動を開始していきます。
<「App2Me」の概要>
 「App2Me」は、MFPを有効活用する機能やクラウド上のさまざまなサービスと連携させる機能をウィジェット形式で提供するソリューションです。利用者は「App2Me」ウィジェットサイトから個人のPCやスマートフォンなどIT端末に「App2Me」ウィジェットをダウンロードするだけで、MFP側での設定なしにウィジェットが提供する様々な機能を利用することが可能です。例えば、「App2Me」対応のMFPがある場所であればどこでも、自分専用の設定でMFPを簡単に活用することができます。また、「App2Me」とクラウド上のアプリケーションとの連携により、MFPで文書をスキャンするだけで、電子データとしてクラウド上のデータ保管場所に自動的に保管するといったことも可能になります。

 リコーは、「App2Me」に対応するためのハードウエアオプション、アプリケーションを2010年1月中旬から提供を開始する予定です。