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ニュースリリース

ICカードを用いた個人認証により、デジタル複合機の利用制限やオンデマンド印刷が可能 「imagio個人認証キット タイプF2」を新発売
~ 紙文書からの情報漏洩を防止するオプションキットを機能強化 ~

2007年3月6日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:桜井正光)は、デジタル複合機「imagioシリーズ」用のオプションキットとして、非接触ICカード「FeliCa」を用いた個人認証により、デジタル複合機の利用制限やオンデマンド印刷を行い、紙文書からの情報漏洩を防止する「imagio個人認証キット タイプF2」を開発し、新発売いたします。
新製品は、「imagio個人認証キット タイプF1」(2005年8月発売)の後継モデルとして発売するもので、新たにSSFCバージョン1.0フォーマット※1に対応したほか、「FeliCa」に登録した社員番号などの任意の情報を用いて認証が行えます。これにより、より高いセキュリティを確保する認証システムを、お客様の運用にあわせて柔軟に構築できます。
  • ※1SSFCバージョン1.0フォーマットは、SSFCアライアンスが定めたICカードのデータフォーマットで、 業界、メーカーの枠を超えたセキュリティ連携が行えます。SSFCアライアンスはオフィスのセキュリティ強化とユーザビリティの実現を目指して設立された団体で、現在約100社が参加しており、リコーはステアリングパートナーとして参加しています。
  • 製品名 imagio個人認証キット タイプF2
    標準価格(消費税別) 598,000円
    発売日 2007年3月16日
    販売数量 1,000システム/年間
  • *このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
  •  新製品「imagio個人認証キット タイプF2」は、imagioシリーズに接続する専用操作端末とICカードリーダーで構成するオプションキットです。同時発売の管理・収集用サーバーソフトウエア「個人認証キット用 管理・収集ソフト タイプF2」(2007年3月16日発売、税別標準価格:198,000円)と組み合わせてご利用いただくことで、非接触ICカード「FeliCa」を用いて個人認証を行い、imagioシリーズの利用制限が行えます。パソコンから文書を印刷する際に、imagioシリーズ側で個人認証してから印刷を開始する「オンデマンド印刷」を行うことで、印刷物の取り間違えや取り忘れによる情報漏洩を防止いたします。
    <新製品「imagio個人認証キット タイプF2」の主な特徴>
    1. より高いセキュリティを確保する認証システムを柔軟に構築することが可能です。
      新たにSSFCバージョン1.0フォーマットに対応しており、SSFCに対応した機器同士を連携させた認証システムを構築することが可能。例えば入室記録のないICカードではデジタル複合機が使用できないといった制御を行うことで、より高度なセキュリティを確保。
      また、「FeliCa」に登録した社員番号などの任意の情報を認証に用いることが可能なため、お客様の運用や既存のシステムにあわせた認証システムを柔軟に構築することが可能。
      新たに、専用操作端末の画面上のソフトキーボードから、Active Directory®上のユーザー名とパスワードを入力することで複合機を利用することが可能。ICカードを忘れた場合に便利。

    2. カラー/モノクロ別の印刷制限など、個人ごとに利用できる機能を制限できます。
      imagioシリーズ側のICカードリーダーに「FeliCa」をかざすことでログインし、個人ごとに許可された機能を利用することが可能。例えば、ユーザーAは全ての機能を利用できるが、ユーザーBはファクス機能が利用できない、といった制限をすることが可能。
      ICカードを持たない部外者は機器を利用できないため、情報漏洩を防止。
      新たに、カラー/モノクロ別の印刷制限を行うことが可能。印刷コストの抑制にも貢献。

    3. 個人認証によるオンデマンド印刷によって、印刷物からの情報漏洩を防止します。
      クライアントパソコンから印刷を指示してもすぐに印刷を開始せず、ICカードで認証された本人の印刷ジョブ一覧から印刷したいジョブを選択することで印刷を開始。
      これにより、印刷物の取り間違えや取り忘れによる情報漏洩を防止。また、機密情報を第三者の目に触れることなく印刷することが可能。

    4. 個人ごとにログの収集・管理を行えます。
      誰がいつ、どの機能を使ったか、どのファイルを印刷したか、などの情報を収集し、管理することが可能。情報漏洩を抑止。

    5. 空いているデジタル複合機やプリンターで印刷できるため、業務効率を向上します。
      同時発売のオプション「個人認証キット用LFプリントソフト タイプF2」(2007年3月16日発売、税別標準価格:198,000円)を導入したサーバーを追加することで、ネットワーク上の空いているデジタル複合機・レーザープリンターからオンデマンド印刷することが可能。情報漏洩の防止と業務効率の向上を図ることが可能。
    ※同一LFプリントサーバーに接続された同一構成の同一機器のみ使用できます。

    6. 同一ネットワーク上のデジタル複合機やプリンターを統合的に管理できます。
      「imagio個人認証キット タイプF2」と、レーザープリンター「IPSiOシリーズ」用の「IPSiO個人認証キット タイプF1」と組み合わせ、同一ネットワーク上のデジタル複合機やレーザープリンターを統合的に管理することが可能。
    imagio個人認証キット タイプF2の設置例(imagio MP C4500にimagio個人認証キット タイプF2を接続したもの)
    imagio個人認証キット タイプF2の設置例
    (imagio MP C4500にimagio個人認証キット タイプF2を接続したもの)
  • *FeliCaはソニー株式会社の登録商標です。
  • *Microsoft、Windows、Active Directoryは、Microsoft Corporationの米国その他の国における登録商標または商標です。
  • *この他、ニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
  • このニュースリリースの詳細はこちら(PDF)