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ニュースリリース

外部とのデータの受け渡し業務に高度なセキュリティを提供する機密情報保護CD-R「CryptDisc™」を新発売

2005年3月1日
株式会社リコー

製品名 CryptDisc™ 鍵発行ソフトウェア CryptDisc™
用途 初回導入時に利用 通常のデータのやり取りに利用
価格(税込み) 3,150円(1枚) 103,950円(50枚パック)
882,000円(500枚パック)
※1枚あたり1,764~2,079円
発売日 2005年3月14日
月産枚数 10万枚
  • 別途、鍵データを記録するためのUSBメモリー(市販品)が必要となります。
  • CryptDiscは、株式会社リコーの商標です。
  •  今年4月の個人情報保護法やe文書法の施行、企業における情報セキュリティニーズの高まりに伴い、情報システムのセキュリティ強化が進んでいます。
     一方、顧客との情報交換や外注先からのデータ納品、本社から支社への情報配布などの業務において、メールで送信できない大容量データはCD-RやMOなどを媒体としたオフラインのやり取りをされており、運搬中のディスクの紛失やディスクの不正な複製などに対するオフラインセキュリティの脆弱性が指摘されています。
     新製品「CryptDisc」は、ハイブリッドCD-RのROM部分に、高度な暗号化・復号化ソフトを搭載したもので、ソフトウェア製品として日本で初めて、暗号モジュールのセキュリティ要件の規格であるFIPS(Federal Information Processing Standard:連邦情報処理規格)140-2の認定ロゴをつけた製品です。
     暗号化を行う鍵そのものをさらに暗号化するという暗号の二重化に加え、復号化するための鍵とディスクを別々に管理することにより、万一運搬中にディスクを紛失した場合でも情報漏洩を防ぐことができます。また、一般的な暗号化ソフトウェアで暗号化したファイルを一般のCD-Rディスクに記録する場合と異なり、CryptDisc独自のコピーガードの仕組みにより、ディスクの複製による不正なデータ配布や改ざんを防ぐことができます。
     さらに、ディスク自体にセキュリティの仕組みを組み込んだ自己完結型のシステムのため、情報の送り手と受け手双方ともに、パソコンなどの端末に別途同一のアプリケーションを導入したり、煩雑な環境設定をすることなく、少ない投資で、すぐに、かつ簡単にご利用いただくことが可能です。
    「CryptDisc」をご利用いただく手順は、次のとおりです
    (1) ご導入ユーザーが「CryptDisc 鍵発行ソフトウェア」を用いて、暗号化を行う公開鍵と復号化を行う秘密鍵を発行し、USBメモリーに記録(1本のUSBメモリーで複数枚のCryptDiscを使用可能)。
    (2) USBメモリー上の公開鍵を書き込んだ「CryptDisc」をデータ納入業者に渡し、秘密鍵をユーザー側で管理。
    (3) データ納入業者が「CryptDisc」上にデータを暗号化して記録し、ユーザーに納品。
    (4) ユーザーが秘密鍵でデータを復号化。
  • 上記は情報収集型のフローの場合です。他に情報交換型(ユーザー側と相手先がそれぞれ公開鍵と秘密鍵の両方を持ち、ユーザーおよび相手先双方で暗号化、復号化を行うもの)のフローにも対応できます。
  • <CryptDiscの主な特徴>
    1. 高度なセキュリティを提供します。
    暗号モジュールのセキュリティ要件の規格であるFIPS140-2の認定を受けたC4CS暗号モジュールを用いた高度な暗号化・復号化ソフトを搭載。データの暗号化の際には、官公庁や金融機関で実績の高いC4Custom暗号方式と、米国政府の標準暗号方式であるAESを選択可能。しかも、鍵そのものを公開鍵暗号方式で暗号化するという強力な二重の暗号方式を採用。
    リコー独自のコピーガード機能を搭載。機密データの入ったCryptDiscを一般のCD-Rに丸ごとコピーしても、読み出し時に復号化ソフトが起動しない仕組みになっており、成りすまし対策も強力。

    2. 少ない初期投資で、容易に、手軽にご利用いただけます。
    ディスク自体にセキュリティの仕組みを組み込んだ自己完結型のシステムのため、ディスクと一般的なCD-Rドライブ、市販のUSBメモリーをご導入いただくだけの少ない投資で、すぐに利用することが可能。
    ユーザー、相手先の双方とも、パソコンなどの端末に別途アプリケーションを導入したり、煩雑な環境設定をすることも不要。
    ディスクをドライブに挿入すると自動的に暗号化・復号化ソフトが起動しますので、特別な知識がなくても利用可能。
    導入後も使った分だけしかコストがかからず、消耗品感覚で使用可能。
    <リコーのハイブリッドCD-Rについて(ご参考)>
     リコー独自の製造技術により、CD-R部分の安定した溝形状を実現することで、一般的なCD-Rと同等の書込み・読み取り性能を可能にしたハイブリッドCD-Rです。また、通常のCD-Rと同径(120mm)を実現している上、ROM部分とR部分の容量比を自由に設定することが可能です。
     ROM部分に様々なアプリケーションを搭載していただくことにより、セキュリティ分野のほか、コンテンツの配布や電子認証をはじめとした様々な分野にご活用いただくことができます。
    CryptDisc
    CryptDisc
    ※Microsoft、WindowsはMicrosoft Corporationの米国その他の国における登録商標または商標です。
    ※Intel、Pentiumはアメリカ合衆国及びその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
    ※このニュースリリースに記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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