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ニュースリリース

リコー、新規格の記録型DVDをCeBIT2004に参考出展

2004年3月18日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、既存のDVDプレーヤーとの再生互換性・操作性に優れた記録型DVD"DVD+RW/+R"の新規格であるDVD+R DL(2層記録DVD+R)および今後規格化が検討されている16倍速DVD+R、8倍速DVD+RWのメディアとドライブを開発し、その試作品を3月18日から24日までドイツのハノーバーで行われる世界最大のIT関連見本市"CeBIT(セビット)2004"に参考出展いたします。
 DVD+R DLは、既に昨年10月に発表されている規格で、追記型DVDであるDVD+Rの記録層を2層化することにより、従来の1層式の約1.8倍にあたる8.5GBの容量を実現した上で、既存のDVDプレーヤーやDVD-ROMドライブとの再生互換性を維持しています。これにより、DVD品質の映像を約4時間記録することが可能となります。リコーでは、2004年の夏頃にメディアおよびドライブの商品化を目指しています。
 一方、16倍速DVD+Rおよび8倍速DVD+RWは、DVD+Rと書き換え型DVDであるDVD+RWの記録速度を従来の2倍にしたもので、今回のCeBITで規格化を進めていることが公表されました。4.7GBのデータを、16倍速では6分以下、8倍速では約8分で記録することが可能です。リコーでは、年内のメディアおよびドライブの商品化を目指しています。
 DVD+RW/+Rは、既存の再生インフラとの互換性の高さ、特に、DVD+RW独自のDVD+VRフォーマット(DVD+RWビデオレコーディングフォーマット)により、リアルタイムのビデオ録画が可能なだけでなく、消去、追記といった編集を行ってもほとんどのDVDプレーヤーとの互換を維持することができます。