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ニュースリリース

リコー、台湾ライテック社にCD-Rディスクを生産委託
~当初月産300万枚体制、2000年第2四半期には月産1,000万枚体制へ~

1999年8月5日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長:桜井正光)は、台湾の最大手CD-R(追記型コンパクトディスク)メーカーの一社であるライテック社(本社:新竹縣湖口郷、社長:葉 垂景氏)と、リコー仕様のフタロシアニン系CD-Rディスクをライテック社に生産委託することで合意し、8月9日、契約を締結いたします。
 この契約によりリコーは、ライテック社にリコー独自のフタロシアニン系CD-Rディスク材料を供給するとともに技術支援を行い、ライテック社では、リコーの品質基準に適合したリコーブランドのCD-Rディスクを生産、リコーに供給します。生産規模は、当初(1999年8月)月産300万枚体制からスタートし、2000年第2四半期には月産1,000万枚体制に拡大する予定です。
 今回の契約に至ったのは、CD-R市場が急速に拡大する中で、次のように両社のニーズが一致したことによるものです。
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リコーにとって、短期間に大幅増産を行えるとともに、ライテック社は、世界最大のCD-R生産国である台湾でも最大手の一社として、技術レベルも高く、リコーが要求する品質を達成できる。
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一方ライテック社にとって、さらに総生産量を増やすとともに、高信頼性で高い評価を持_つリコーのフタロシアニン系CD-Rディスクを生産することで、イメージの向上が図れる。
 リコーは現在、CD-Rディスクの生産を、神奈川県の厚木事業所(生産能力:50万枚/月)と、米国カリフォルニア州の生産子会社リコーエレクトロニクス(同400万枚/月)で行っており、ライテック社での生産は、リコーとして3拠点目となります。
 CD-Rディスクの市場規模は、1997年に2億枚、1998年には6億3千万枚(以上出典:日本記録メディア工業会)、1999年は約15億枚(リコー推定)と、毎年大幅に拡大しています。
<ライテック社の概要>
・名称 RITEK Corporation
・所在地 新竹縣湖口郷新竹工業區光復北路42号
・代表者 葉 垂景 氏
・設立 1988年12月29日
・資本金 3,122百万台湾ドル(104百万米ドル)
・売上高 5,445百万台湾ドル(181百万米ドル、1998年)
・従業員数 1150名
・事業内容 CDのプレマスタリング、製造、販売
CD-R, CD-RW, DVD-Rの製造、販売
DVDのプレマスタリング、製造、販売
MO, MDの製造、販売
FASHION VCD Magazineの出版
・CD-Rディスクの生産能力
5,000万枚/月(1999年8月現在)