株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、米国で展開するマネージドITサービス事業を、サイバーセキュリティとDXサービスを提供するNetrix Global(本社:米国・イリノイ州、CEO:Dean Gels)に譲渡しましたのでお知らせします。本事業譲渡の効力発生日は、2025年10月31日です。
デジタルサービスの会社への変革を進めるリコーでは「プロセスオートメーション」と、「ワークプレイスエクスペリエンス」を顧客基盤や自社IPといった当社の強みを活かせる成長領域と定め、経営資源の集中を進めています。
これらを支えるITサービスについても注力領域として位置づけ、リコーは各地域の市場特性に応じてデジタルサービスの展開を進めています。
米国市場では、大手企業を中心にビジネスプロセスサービスやコミュニケーション環境のマネージドサービスなどを提供しています。今回、デジタルサービスの成長領域に経営資源をより一層集中し、事業成長を加速させるため、米国で展開するマネージドITサービス事業をNetrix Globalに譲渡することとしました。
本事業譲渡は、2025年5月14日に公表いたしました通期連結業績予想に含まれており、本件による業績予想の修正はありません。
Netrix Globalは、30年以上の経験を持つエンジニアリング主導のITコンサルタントおよびマネージドサービスプロバイダーです。600人を超える技術エンジニアから構成されるチームが、IT戦略、クラウドインフラストラクチャ、サイバーセキュリティ、アプリケーション開発、データおよびAIといった幅広い分野の専門知識を活かし、企業のさまざまな課題解決に取り組んでいます。また、プロジェクトの複雑さを問わず、クライアントの成功を支援するための独自の「アドバイス-展開-実行」アプローチを提供しています。同社は、信頼できる技術アドバイザーとなり、常に稼働し安全なデータ駆動型ビジネスを運営するために必要な人材とテクノロジーを提供することを使命としています。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2025年3月期グループ連結売上高2兆5,278億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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