ニュースリリース リコー、ブラジルのワークプレイスサービスプロバイダーGo2neXt社を買収 中南米におけるITサービスおよびAVソリューションの提供体制を強化し、ワークプレイスエクスペリエンス分野でのグローバル成長を加速

2025年5月9日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、中南米地域でITサービスおよびAVソリューションを提供するブラジルのワークプレイスサービスプロバイダー、Go2neXt社の買収を完了したことをお知らせします。今回の買収により、充実したワークプレイス関連製品・サービスに加え、プロフェッショナルサービスおよびマネージドサービスの提供が可能となります。当地域のお客様のワークプレイス環境をより豊かにするとともに、リコーは、成長領域の一つであるワークプレイスエクスペリエンス分野におけるグローバルな提供体制をさらに強化してまいります。

2011年に設立したGo2neXt社は、ブラジル全土で事業を展開、ブラジル以外の中南米地域においてもスマートなコラボレーションスペースの創出とマネージド・テクノロジー・サービスの提供に取り組み、成長を続けています。同社の提供内容は、オーディオソリューション、デジタルサイネージ、照明システム、コラボレーションプラットフォーム、サイバーセキュリティソリューション、オンプレミスに配置もしくは複数クラウドに分散可能な広範なネットワーク・コンピューティング・通信インフラを含みます。

変化し続けるワークプレイスにおいて、リコーは、デジタルの力で、場所にとらわれない円滑なコミュニケーション環境の構築と、質の高いコラボレーションを可能にする最適な働く空間を提供し、お客様の創造力の発揮を支援しています。

今回の決定は、プロセスオートメーションやワークプレイスエクスペリエンスといった、将来的な成長が見込まれる分野に経営資源を集中させるという、リコーのグローバル戦略に基づくものです。Go2neXt社のワークプレイスにおける包括的な価値提案、強固なブランドポジショニング、ブラジル市場に根ざした深い知見に、リコーの幅広いワークプレイスサービスポートフォリオ、強力な販売チャネル、地域における確かなフットプリントを掛け合わせることで、ワークプレイスサービスプロバイダーとしてのリコーのグローバルでのポジショニングをさらに強化してまいります。Go2neXt社はリコーのグループ会社として事業を継続します。

リコー・コーポレート上席執行役員・リコーデジタルサービスビジネスユニット・プレジデントの入佐 孝宏は、次のように述べています。

「南米最大の市場であるブラジルにおいて、高品質なソリューションを豊富に持つGo2neXt社をリコーグループに迎え入れることを大変嬉しく思います。グローバルな顧客基盤と顧客接点を強みとするリコーは、世界中でビジネスを展開するお客様のために、中南米市場においてもワークプレイスエクスペリエンス領域を強化します。これにより、グローバル案件のさらなる獲得と均質なサービス提供の加速を目指します。リコーは今後も、お客様の創造力の発揮を支援し、『“はたらく”に歓びを』を実現すべく、成長分野への戦略的な投資を継続していきます。」

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| リコーグループについて |

リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2024年3月期グループ連結売上高2兆3,489億円)。

“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

詳しい情報は、こちらをご覧ください。

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