株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃、リコー)はこのほど、欧州地域における産業印刷事業を担う新会社「Ricoh Printing Solutions Europe Limited.」(本社所在地:英国・テルフォード)を設立しました。欧州地域の産業インクジェット印刷に関わる主要機能を集約し、2025年4月から事業活動を開始します。これにより、お客様に高付加価値なソリューションの提供を実現し、産業インクジェット印刷領域のさらなる成長を目指します。
リコーグラフィックコミュニケーションズビジネスユニットの直轄組織となるRicoh Printing Solutions Europeは、欧州地域における産業インクジェットヘッドやテキスタイルなどの産業印刷事業の販売、エンジニアリングサポート、評価等の機能を集約し、お客様への一貫した専門的なサポートを実現します。また、産業印刷のコア技術であるインクジェット技術の知見を高め、本社研究開発部門、他地域拠点との連携により、新たなインクジェットの価値をお客様に提供していきます。
印刷業界においては、複雑化するお客様の経営・環境課題への対応が一層求められています。デジタル印刷にはアナログ印刷と比較して低コスト、省エネルギー、オンデマンド対応など多くの利点があり、そのニーズはますます高まっています。リコーはRicoh Printing Solutions Europeの設立により各地域におけるマネジメント機能を集約・強化し、グローバルで安定的な事業体制を構築します。世界中に高品質で信頼性の高い製品とサービスを提供することにより、印刷現場のデジタル化を推進します。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2024年3月期グループ連結売上高2兆3,489億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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