ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、株式会社ガンバ大阪(代表取締役社長:小野 忠史)と、ガンバ大阪ホームタウンエリア(北摂7市)を中心にガンバ大阪のオリジナルグッズを配布するキャンペーンを通じて、グッズの包材にオンデマンド印字されたQRコードから取得したデータを集計し提供する、マーケティング支援サービスの実証実験を行いました。
本サービスは、QRコードをはじめとしたキャンペーン概要をオリジナルグッズの包材に、リコーのラベルレスサーマル(メディアへ直接オンデマンド印字する技術)を活用して印字し、QRコードを介して得られたデータをリコーが収集・分析するものです。オンデマンド印字により1つ1つユニークなQRコードを直接印字しており、読み込むとアンケートに遷移し回答を得られるだけでなく、遷移先のアンケートの回答とQRコードに紐づけられたグッズの配布場所情報を結びつけることで、一般的な統計データよりも細かなエリアごとのユーザー属性情報*1を取得できます。
QRコードを印刷したチラシを配布し、同様のキャンペーンを行った場合、一般的にQRコードの読み込み率が数%であるのに対し、本実証実験では26%と非常に高く、多くのデータを収集することができました。収集したデータはリコーで分析し、ガンバ大阪へ提供することで、今後のエリアマーケティング施策の検討に役立てていただきました。本実証実験の実施に関し、株式会社ガンバ大阪 代表取締役社長 小野忠史様より、「今回リコー様とパートナー契約を結ばせて頂き、新しい取り組みを共に実施できたことを感謝申し上げます。また、今回のキャンペーンの結果は、今後のクラブとしてのマーケティング活動の参考となる内容でした。今後もリコー様と様々なチャレンジを行っていきたいと考えております。」とコメントをいただきました。
リコーは、今回の実証実験を通じ、お客様のDXに貢献するリコーの印刷技術を活用したデジタルサービスを検証するとともに、今後も多様な業種のパートナーとの協働で、ラベルレスサーマルを活用した新たなソリューションを探索します。
リコーは、お客様へ“はたらく”に歓びを提供すべく、デジタルサービスの会社への変革を掲げ、デジタルとデータの活用によるお客様の課題解決を目指しています。一方、ガンバ大阪は、より地域に密着した新たなマーケティング施策や、お客様満足度の向上に資するユニークなキャンペーンの実施を検討していました。そこで、リコーは2023シーズンオフィシャルパートナー契約を結び、ガンバ大阪と地域の皆様に喜んでいただけるキャンペーンを企画、実施し、マーケティング施策検討に有用なデータの取得、提供を行うサービスの実証実験を行いました。
サービス共創パートナー探索の一環として、TRIBUS2023にてオンデマンド印字技術を活用したデジタルサービスのアイデアを募集しています(応募期間9月1日まで)。リコーとパートナーのケイパビリティを組み合わせることで、お客様の課題を解決する新たなデジタルサービス事業を展開します。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2023年3月期グループ連結売上高2兆1,341億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
このページの内容は発表時のものです。
既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。