ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則、以下「リコー」)、株式会社西武リアルティソリューションズ(代表取締役社長:齊藤 朝秀、以下「SRS」)と日本コンベンションサービス株式会社(代表取締役社長:近浪 弘武、以下「JCS」)は、SRSとJCSが共同運営する紀尾井カンファレンス(住所:東京都千代田区紀尾井町1番4号 東京ガーデンテラス紀尾井町内)に、リコーが開発した次世代会議空間「RICOH PRISM(リコー プリズム)」を期間限定で設置します。3社は、今回の「RICOH PRISM」導入をウィズコロナ・アフターコロナ時代の次世代型カンファレンスのあり方や顧客への新たな価値提供を検証する機会と捉えています。チームの創造性に関する実証実験を行うとともに、最新のデジタル技術を活用した「RICOH PRISM」によるビジネス支援でカンファレンスルームの需要拡大を目指します。本日から予約受付を開始し、2023年1月4日(水)からオープンします。
紀尾井カンファレンスに設置予定の次世代会議空間
「RICOH PRISM(リコー プリズム)」
本実証実験は、リコーの事業所以外の外部施設に「RICOH PRISM」を設置する初の試みとなり、ビジネスの現場におけるチームの活動をより実践的にサポートするため、プレゼンテーションやアイスブレイクなどの新規アプリケーションを提供します。「RICOH PRISM」の各アプリケーションや専用Webサービス「PRISM Web」を利用することによる、リアルの場に集まって行うチームワークへの支援効果を検証します。また、今後チームビルディング支援や新規事業アイデア創発支援を目的としたパッケージプランもご提供予定です。
リコー、SRS、JCSの3社はこの実証実験を通して、デジタル技術により人々の創造性を引き出す次世代会議空間をカンファレンス施設利用者に広く提供し、ビジネスシーンでの効果的活用の可能性を追求していきます。コロナ禍をきっかけに世の中にリモートワークが広く浸透し、リアルに会う時間や価値の重要性が増す中で、コミュニケーションの質の向上をサポートすることで、よりよい働き方の実現を支援します。
紀尾井カンファレンスは、2016年に開業した複合施設『東京ガーデンテラス紀尾井町』内、紀尾井タワー4階にある、最大800名を収容できるカンファレンスルームです。大小さまざまなルームタイプを備え、これまで国際会議、学会、記者会見、企業研修、セミナーなどビジネス用途はもちろん、パーティやプライベートショーなど多彩な目的でご利用いただいております。また、WEB会議やオンラインイベント会場としても最適です。対面で会う価値が再認識される現在、「RICOH PRISM」導入により、人材研修、チームビルディング、新規事業アイデア創発、プレゼンテーションなどのビジネスシーンに対する実践的サポートや、幻想的なデジタルアートの世界に没入しインスピレーションを得る、といった新たな体験を提供することで、個人とチームの創造性を引き出す、新しいカンファレンス施設の在り方を提案します。
リコーは創業100年を迎える2036年に向けて、「“はたらく”に歓びを」というビジョンを掲げています。業務の効率化や生産性向上を超え、はたらく人が人ならではの創造力を発揮することで、充足感や達成感、自己実現の実感につながる、“はたらく”の変革をお届けすることが使命であると考えます。その実現に向けて、2020年11月に“はたらく”を研究する実践型施設として、次世代ワークプレイス「3L(サンエル)」を東京都大田区の本社事業所近くに開設し、「RICOH PRISM」の運用を進めてきました。「RICOH PRISM」は、チームの創造的な「気持ち」を高めるための次世代会議空間で、映像や光、音、香りや触感といった五感に働きかける様々な空間演出を行い、一人ひとりの想像力を高め、チームとしての限りない創造性を引き出します。「RICOH PRISM」では目的に応じた様々なアプリケーションを用意しており、チーム活動に最適な会議体験をご提供します。これまでに「RICOH PRISM」は、社内外のプランナーやクリエイターなどのチームによって1,000回以上活用され、高い没入感によってチームビルディングやアイデア発散を促進する効果があるとの評価を得ました。また、利用者からのフィードバックを基に、ユーザビリティの向上やアプリケーションの新規開発を行っており、現在は、アイデア発想やアート体験のアプリケーションをはじめ、ビジネス向け含めた全4カテゴリ・8アプリケーションの社内実証実験を進めています。また、「RICOH PRISM」での活動データ(発話量やボディランゲージの度合いなど)を可視化し、チームの状況をフィードバックする専用Webサービス「PRISM Web」を開発し、「RICOH PRISM」の空間内に留まらないチーム活動支援についても検証しています。
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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