ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、機械製造業のお客様に向け、これまで目視で行っていた検査作業を効率化するカメラセット「RICOH フレキシブルイメージチェッカー」を、2022年10月18日に発売します。
本製品のカメラで検査対象物を撮影すると、検査アプリが部品の欠品や完成品との相違をパターンマッチングで解析し、自動で合否判定を行います。手持ちでのカメラ撮影により、様々なアングルから対象物の確認が可能であり、同時に手持ち部カバーを装着することで、傾きやブレを抑制できます。
さらに、国内外のリコー生産現場での使用実績から、撮影した画像に傾きやブレが生じた場合も、自動補正してパターンマッチングをかける技術を実装しています。自社での実践経験による自動補正の技術*1と、設置場所を選ばないフレキシブルさで、不良品の流出を抑制し、目視検査作業の効率化を実現することで、機械製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献します。
本製品は、10月5日から10月7日までマリンメッセ福岡A館・B館にて行われる「モノづくりフェア2022」と、10月26日から10月28日までポートメッセなごや第3展示館にて行われる「第5回名古屋スマート工場EXPO」にて展示予定です。
商品名 | セット内容 | 標準価格 | 備考 |
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RICOH フレキシブルイメージチェッカー ハンディカメラセット |
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オープン価格 | 保証期間:6ヶ月 |
RICOH フレキシブルイメージチェッカー 据え置きシングルカメラセット |
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オープン価格 | 保証期間:6ヶ月 |
生産現場における検査作業は重要項目であり、検査漏れや目視による検査結果のバラつきの抑制を、デジタル技術を使い解消することへの期待が高まっています。また、生産現場では15~64歳の就労者数が減りつつあり、目視検査の人材確保が難しくなる傾向がみられます*2。技能伝承のための属人性の排除も、現場での課題となっています。
2023年春に、最大8台の据え置きカメラで検査対象を一度で多面的に検査することが可能な「RICOH フレキシブルイメージチェッカー 据え置きマルチカメラセット」の発売を予定しています。
継続的な機能の拡充やサービス品質の向上に取り組みながら、現場における課題解決ソリューションをご提案します。
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2022年3月期グループ連結売上高1兆7,585億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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