ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、オンライン会議やウェビナーの(1)音声、(2)文字起こしテキスト、(3)表示されていた画面、をまるごと自動記録するクラウドサービス「toruno(トルノ)」を2022年4月12日から提供開始します。
torunoは、手軽にかつ直感的に使えるオンライン会議の記録・共有サービスです。ビジネスパーソンの誰もが身をもって経験したことがある「大事なことを聞き直したい」、「共有するための議事録作成に時間がかかる」などの課題を解決します。
記録したいと思ったその時には、事前準備不要で最短1クリックで記録を開始することができます。閲覧する時には、音声・発言のテキスト・画面ショットが時系列で整理されたWebページで確認することが可能です。また、そのWeb画面自体をURL共有することも可能なため、会議欠席者が情報をキャッチアップする時にも役立ちます。
リコーは、複合機やドキュメントソリューションなど従来のオフィス領域にとどまらず、映像・音声を組み合わせたコミュニケーションサービスの開発・提供を通じて、お客様のワークフローのDX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献します。
オンライン会議、オンラインセミナー(ウェビナー)は、働き方改革、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止対策をきっかけ広く普及し、ビジネス上のコミュニケーションに必須の手段となりました。
こうした世の中や働き方の変化を捉え、リコーグループのアクセラレータープログラムTRIBUS(トライバス)のテーマ「聴覚障がい者向け自動文字起こしソリューション」をベースに、一般のテレワーク市場向けに派生させたサービスが、torunoです。
torunoは、2020年10月に独自でモニター募集したビジネスパーソンを対象に「toruno クローズドβ版」の提供を開始し、2021年2月に一般のビジネスパーソンに対象を広げた「toruno β版」をリリースしました。その後も、利用ユーザーの声を聞きながら検証と改善を重ね、この度、法人ユーザー向けの正式サービス開始に至りました。
torunoは、「大事なことを聞き直したい」、「共有するための議事録作成に時間がかかる」といった個々のビジネスパーソンが抱える課題を解決するとともに、会議の内容をデジタル化することで可能になった便利な機能により、ユーザーの生産性向上や時短を実現します。使い方次第で、さまざまなシーンで、記録したものを振り返る、情報を共有する、議事録作成にかかる時間を削減するだけにとどまらない価値を提供します。
なお、音声認識には、当社評価で日本語認識精度が優れていたアドバンスト・メディア社の音声認識エンジン「AmiVoice」を採用しています。
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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