ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、プリンティングシステムの基幹部品として使われる産業用インクジェットヘッド「RICOH MH5422」、「RICOH MH5442」、「RICOH MH5422 Type A」の3モデルを新たに開発し、本日からグローバルで発売いたします。
新製品は、独自の高精度化技術による高画質と高生産性を両立する印刷が可能です。また、幅広いインク対応力を有し、ノズル面の耐擦性の強化により耐久性が向上。さらに、分離ケーブルおよび高精度な面アライメント品を採用することでシステムの適合性を向上いたしました。
リコー製ヘッドの第6世代である「RICOH MH5320/5340」(2019年発売)の最新技術を継承したラインアップ強化製品として、多種多様なニーズに対し、より適合性の高いヘッドを選択いただくことが可能です。また、従来の「RICOH MH5420/5440」(2012年発売)および「RICOH MH5421/5441」(2017年発売)をお使いのお客様は、標準液滴量が同等の次世代ヘッドとしてプリンターのアップグレードが容易となります。
リコーは、今後もインクジェットヘッドのラインアップを拡充することで、お客様の多種多様なニーズに迅速に対応していきます。また、産業印刷ソリューションによって安心・安全な衣・食・住のグローバル環境の構築に寄与することで、社会問題の解決に貢献してまいります。
RICOH MH5422
近年、幅広い分野でデジタル印刷が普及しはじめ、省資源・省人力・消費地生産の加速が期待されています。産業印刷市場においても、デジタル印刷に携わるお客様が増えており、サイングラフィックスやテキスタイル、建材への装飾・加飾などの広がりを見せています。こうしたお客様から、さまざまなインクに対応でき、且つ、使い勝手の良いインクジェットヘッドを求める声が高まってきております。
1,280ノズル・150npi×4列のノズル配置と標準液滴量7plに加えて、着弾精度・吐出滴速度の均一性が向上し、高画質印刷を実現。また、高周波駆動時の安定性が高まり、最大50kHzの駆動周波数により高生産性をご提供します。
UV、水性、溶剤のすべてのインクに対応。特に水性インクは、前身機「RICOH MH 5421/5441」(2017年発売)の2倍以上の長寿命化*1を実現しました。
高撥水処理技術により、従来ヘッド*2に比べて撥水膜の強度が向上*3。繰り返しのワイピングに対する撥水膜の性能低下を軽減し、長時間の使用でも安定した画像品質をご提供します。
ピンアライメント対応モデルに加え、高精度を追求した面アライメント対応モデルをラインアップ。ヘッド搭載時・交換時の取り付け精度と並べやすさが向上し、位置調整が容易です。また汎用コネクタを採用した分離ケーブル構造により、ヘッド着脱時の取り扱いの自由度が高まります。
製品名 | RICOH MH5422 | RICOH MH5442 | RICOH MH5422 Type A |
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方式 | 積層ピエゾプッシュモード方式 | ||
印刷幅 | 54.1mm | ||
ノズル数 | 1,280 千鳥配列(320×4列) | ||
ノズルピッチ | 1/150インチ/列(約0.1693mm/列) | ||
対応インク | UVインク、溶剤インク、水性インクなど | ||
外形寸法 | 幅:約89mm 奥行:約24.51mm 高さ:約66.3mm |
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重量 | 228g(45Cケーブルを含む) | ||
最大使用インク色 | 2色 | 4色 | 2色 |
インクポート | 有り | 有り | 無し |
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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