ニュースリリース
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、創業100周年に向けてリコーが掲げる2036年ビジョン「“はたらく”に歓びを」の実現にむけて、“はたらく”を研究する取り組みを始めます。その一環として、2020年11月2日にリコーの創業者である市村清ゆかりの地である東京都大田区に“はたらく”を研究する施設として、次世代ワークプレイス「3L(サンエル)」を開設します。(3Lは、リコーの創業の精神である「三愛精神」の英語表記「3 Loves」にちなんで名付けています)
人が人にしかできない創造力を発揮して、新たな価値を生み出す。そのことで得られる充足感や達成感、自己実現こそが、はたらく歓びです。「3L」では、デジタル技術を駆使しながら対面・非対面を組み合わせて次世代の“はたらく”を実践していきます。そのなかで人々に生まれるさまざまな感情や行動、繋がりをデータ化して蓄積し、未来に向けた人間らしい“はたらく”を研究することで、歓びが生まれるプロセスを解析し、実証します。
研究の第一弾として、チームの創造性を引き出す次世代会議空間「RICOH PRISM(リコー プリズム)」を実装し、社内外のアントレプレナーやクリエイターに体験・活用いただきます。あわせて、ソーシャル経済メディアのNewsPicksの協力のもと、社内外混成で新たなはたらく歓びの研究の探索から実装までを行う共創プログラムを実施します。
リコーは創業の精神として「三愛精神 -人を愛し、国を愛し、勤めを愛す-」を掲げ、創業から84年を経た現在まで、はたらく人に寄り添い続けています。1977年にはOA(オフィス・オートメーション)を提唱し、機械ができることは機械に任せ、人はより人間的な創造性のある仕事ができるよう、はたらく人を単純作業から解放するための機器やサービスを提供してまいりました。2017年には、はたらく人の創造力を支え、ワークプレイスを変える“EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES”をお客様への提供価値として定め、お客様のワークプレイスをデジタルのチカラで変え、生産性向上や効率化を図り、はたらく人の創造力を高めることを支援するためのデジタルサービスを提供しています。
リコーは今後、「3L」を活用して次世代の“はたらく”を実践し、はたらく歓びについて研究することで、「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES」の先にあるはたらく人への新たな価値の創造に取り組み、“はたらく”を変革するとともに、その先にある持続可能な社会の実現を目指してまいります。
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2020年3月期リコーグループ連結売上高は2兆85億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の“はたらく”をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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