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ニュースリリース

リコー、360°画像のデータサービス事業を強化

~新しい働き方の実現に貢献する「RICOH360 Tours」を海外市場向けに提供開始~

2020年7月2日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、主に国内の法人向けに提供している360°画像を活用したデータサービスを海外で本格展開いたします。不動産物件や教育施設などをオンラインで紹介するバーチャルツアーを手軽に作成できるサービスとして、この度海外市場向けに「RICOH360 Tours」の提供を開始いたしました。国内向けは「THETA 360.biz」として、引き続き、さまざまな業種の営業・マーケティング業務の変革を支援してまいります。これにより、2022年度末までにグローバルで30万ユーザー*1への導入を目指します。

「RICOH360 Tours」は、専門的な撮影技術や高価な機材を必要とせず、誰もが手軽に、施設や不動産物件などを空間としてオンラインで紹介することができるクラウドサービスです。新型コロナウイルスの影響により、世界でソーシャルディスタンスの確保が課題となる中で、不動産物件をはじめ、さまざまな空間の紹介をオンラインで実施するニーズが高まっています。「RICOH360 Tours」を活用することで、こうした社会課題の解決とコロナ禍での新しい働き方の実現に寄与してまいります。

リコーは、その場の空気感を丸ごと写し取る“写場”をコンセプトに、1度の撮影で360°画像を撮影できるカメラ「RICOH THETA」を開発して2013年に世に送り出し、フロントランナーとしてさまざまなモデルやアプリケーションの機能を拡張するプラグインを開発、提供してきました。サービス面においては、国内で「THETA 360.biz」を提供し、中古車販売やホテル、教育施設などさまざまな業種で活用いただいている中で、特に不動産業界では、ポータルサイトの運営会社や不動産事業者における営業活動の支援や、物件管理システムと連携した物件情報の作成・掲載業務の負荷軽減に貢献してきました。また最近では、AIを活用したリコー独自の超解像技術をサービスに実装するなど、360°画像処理の技術を進化、発展させ、お客様にご好評をいただいています。

今後もリコーは、お客様にとってより魅力あるデジタルサービスを提供すると共に、はたらく人の創造力を支え、ワークプレイスを変えるサービスを提供してまいります。

*1
フリープランのユーザー数を含みます。
このニュースリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。

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| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2020年3月期リコーグループ連結売上高は2兆85億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の“はたらく”をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

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