ニュースリリース
株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員山下 良則、以下 リコー)と、株式会社ユニリタ(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 北野 裕行、以下 ユニリタ) は、両社が持つSoftware as a Serviceを構成する部品をマイクロサービスとして相互に連携し、新たなアプリケーションサービスとしての利用を可能にする取り組みを開始しました。
この取り組みでは、ユニリタが提供する企業内・企業間のコミュニケーション変革に特化したクラウドサービス「infoScoop Smart×Portal」(インフォスクープ スマートポータル、以下 Smart×Portal)を提供するにあたり、リコーのEMPOWERING DIGITAL WORKPLACESプラットフォームのサービスの一つとして提供予定である「RICOH Live Streaming API」を利用し、映像と音声の双方向配信を実現、さまざまな空間と空間をライブにつなぎます。これにより、働き方改革でリモートワークが加速するなか、遠隔コミュニケーションを活性化し、従業員同士のつながりを深め、喫緊の課題であるリモートワークで働く従業員同士のタスクに関する管理業務の削減と従業員のリモートワーク定着率向上を支援します。
「Smart×Portal」の新たなアプリケーションサービスの要となるリコーの「RICOH Live Streaming API」は、安定した接続品質に加え、映像や音声のリアルタイム配信機能を提供するAPI です。また、同社の360°カメラ「RICOH THETA」などとの組み合わせで、臨場感あるライブストリーミングも実現します。「RICOH Live Streaming API」は、「Smart×Portal」のようなクラウドサービスに短期間で埋め込むことができ、現場にいなければ解決しなかった課題を解決するツールとして利用することができます。
「Smart×Portal」と「RICOH Live Streaming API」による新たなアプリケーションサービスは、特定のお客様が先行して利用されており、このお客様からのご意見・ご要望を反映しつつ、商品化を進めています。ユニリタのこの取り組みは、プラットフォームユーザ企業のSmall Start & Quick winなDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を強く後押しするもので、リコーとの協業を皮切りに、他のAPI活用も視野に入れ「Smart×Portal」の機能強化を図っていきます。
リコーは、API経由でパートナーにさまざまな機能を提供するビジネスモデルを構築し、今後の自社プラットフォーム展開の強化を図るとともに、デジタルサービスカンパニーへと進化していきます。
「infoScoop Smart×Portal」と「RICOH Live Streaming API」イメージ
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2019年3月期リコーグループ連結売上は2兆132億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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