リコーインダストリアルソリューションズ株式会社(社長執行役員:竹本 浩志)は、画面サイズ2/3型5メガピクセル対応の画像処理用手動絞りレンズの新規ラインアップとして、焦点距離35mmのFAレンズ「RICOH FL-CC3524-5MX」を8月29日に発売します。
型名 | 対応画素数 | 画面サイズ | 焦点距離 | 最大口径比 | 価格 | 発売日 |
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FL-CC3524-5MX | 500万画素以上 | 2/3型 | 35㎜ | 1:2.4 | オープン | 8月29日 |
RICOH FL-CC3524-5MX
焦点距離35㎜の新機種「RICOH FL-CC3524-5MX」は、既にご好評いただいている5メガピクセル対応FAレンズの現行3機種(焦点距離12㎜、16㎜、25㎜)と同様に、JIIA(日本インダストリアルイメージング協会)のレンズ規格で最高性能等級のSランク 基準を満たす設計で、画面全域において高解像・高コントラストでシャープな画像を取得することを可能にします。
近年、急速に需要が伸びている2/3型5メガピクセル向けに開発された本製品は、高解像度ながらも外径Φ33mmの小型設計を実現することで組込み設計の選択肢をさらに広げました。
フローティングメカニズムの導入により、撮影距離0.1mから無限までの広範囲で高解像・高コントラスト性能を発揮します。どの撮影距離でも画面全域にわたり高性能でシャープな画像を維持することで、検査・検出精度を高いレベルで安定させることが求められるマシンビジョン市場のニーズにお応えします。
自動車・自動車部品分野、容器・パッケージの他、セキュリティやインフラ監視、IoTアプリケーションなど幅広い市場で導入可能な汎用性の高いレンズです。また高密度なプリント基板の実装状態チェック、金属板金のヘアラインなどの表面状態の確認、液晶モニターの画素抜けチェック、食品や薬品の形状・色・表面の異物検査など、様々な用途に幅広く対応します。さらに、本高解像レンズを装置に組込むことで、装置の視覚センサーとしての働きもします。
FAカメラ市場は、従来の2メガピクセルクラスから、高画素対応レンズへの切り替えが進んでいます。今回、高性能5メガピクセル対応レンズのラインアップ拡充により、多様化する市場ニーズにさらに対応できるようになりました。現在リコーのエリアスキャンレンズは、画素数はVGAから12メガピクセル、センサーサイズは1/3型から1.1型までのラインアップを取り揃えています。
リコーインダストリアルソリューションズは、今後も新製品を開発し、FAレンズ市場におけるさらなる事業拡大を図ってまいります。
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2019年3月期リコーグループ連結売上は2兆132億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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