ニュースリリース
SGホールディングスグループで国内ロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社は、株式会社リコーが開発したAI(人工知能)搭載チャットボット(自動会話プログラムの機能を持つ対話ロボット)「RICOH Chatbot Service」を活用した社内問い合わせ窓口を導入しましたので、お知らせいたします。
佐川グローバルロジスティクスでは、政府が進める「働き方改革」への対応や、人材の有効活用を目的とした業務効率化を推進しています。こうした取り組みのなかで、管理部門における基幹システム操作や人事・経理・総務の各種申請の方法などの社内ルールなど社内の電話やメールでの問い合わせ業務に多くの労働時間が割かれている実態が明らかになってきました。さらに、対応できる担当者が限られるため回答が滞ったり、担当者によって回答内容が異なり業務に混乱を来たしたりするなどの課題も浮き彫りになりました。
佐川グローバルロジスティクスは、これらの課題を解決するために、社内の問い合わせ対応としてこのたび新たに導入したのが、「RICOH Chatbot Service」です。
このロボットは、リコーが独自に開発した初期学習技術により、事前に多くのデータを記憶させることなく、想定する質問とその回答をインポートするだけで手軽に対話することができます。リコー独自の言語認識技術により、日本語の揺らぎや類義語・同義語を自動で高精度に認識できることに加え、会社独自の言い回しを追加登録することで、より的確な対応も可能になります。利用者の傾向や満足度をグラフィカルに表示するダッシュボード機能も搭載しており、蓄積した問い合わせデータの分析による有効活用も手軽に行えます。
このロボットの導入により、社内からの各種問い合わせに対して、AIが質問のカテゴリを自動で判断し、適切に回答できるようになりました。問い合わせ内容を可視化し、多く寄せられる質問については事前にアナウンスするなどの対応が可能になりました。
佐川グローバルロジスティクスは、管理部門の問い合わせ対応に続いて、現場からの業務品質の問い合わせ対応にも「RICOH Chatbot Service」を活用し、さらなる業務の効率化を進めてまいります。
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています(2019年3月期リコーグループ連結売上は2兆132億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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