ニュースリリース
2016年4月7日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、環境性能や、使いやすさ・快適性などを包括的に評価して、「地球にやさしい」かつ「人にやさしい」サステナブルな製品を自社で認証する「リコーサステナブルプロダクツプログラム」の運用を2016年4月から開始いたします。
本プログラムは、製品を「地球にやさしい」と「人にやさしい」の2つの側面から評価し、環境性能、使いやすさ、快適性において一定の基準を満たした製品を「サステナブルプロダクツ」、中でも業界トップの性能を持つ製品を「サステナブルプロダクツPremium」として自社で認証するものです。
リコーは、2020年と2050年を照準年として中長期環境負荷削減目標を掲げ、製品の環境負荷削減に関して、「省エネ」「省資源」「汚染予防」をさまざまな形で推進しています。同時に、高齢者や障がいを持った方などを含めたオフィスで働く全ての人の使いやすさや快適性を配慮して「地球にやさしい」かつ「人にやさしい」サステナブルな製品の開発に取り組んでいます。製品の環境性能についてはこれまで、国際エネルギースタープログラム、ブルーエンジェルマーク(ドイツ)、エコマーク(日本)など、世界各国の環境ラベル認証を積極的に取得し、お客様に環境配慮製品を安心して選定していただけるように努めてきました。本プログラムの導入により、環境性能に加えて、使いやすさ・快適性を兼ね備えたサステナブルな製品として、お客様にわかりやすくご提供してまいります。また、本プログラムを、製品の開発プロセスや、将来的な製品ロードマップの策定等にも活用し、リコー製品のサステナビリティの向上に役立てていきます。
まずは、今後、発売するオフィス向け画像機器、プロダクションプリンターを対象に、このプログラムを運用します。また、すでに提供を開始している既存の製品についても順次評価結果を公表していきます。
リコーは、すべての企業活動の基礎となる考え方「リコーウェイ」の中で「私たちの使命」として「世の中の役に立つ新しい価値を生み出し、提供しつづけることで、人々の生活の質の向上と持続可能な社会づくりに積極的に貢献する」と掲げています。この「私たちの使命」を果たすべく、独自の厳しい基準を設け、自ら認証する「リコーサステナブルプロダクツプログラム」を運用してまいります。
1. 製品評価における2つの側面、6つの評価軸
①地球にやさしい | 「省エネルギー」 | 画像機器におけるTEC値*1やスリープモード消費電力など、どれほど製品の省エネルギー性能が優れているかを評価します。 *1 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値 |
「省資源」 | 本体重量や再生材の使用率など、製品や包装の製造における投入資源量をどれだけ削減できているかを評価します。 | |
「汚染予防」 | 欧州RoHS指令(電気電子機器危険物質使用制限指令)をはじめとして、どれだけ環境影響化学物質に配慮した製品になっているかを評価します。 | |
②人にやさしい | 「快適性」 | 騒音やエミッション(粉塵、TVOC,UFPなど)の低減など、製品が利用される際に快適性を損なわない製品になっているかを評価します。 |
「使いやすさ」 | 意識しなくても環境負荷が削減される機能を有しているか、スリープモードなどの環境にやさしい設定がストレスなく使えるかなどを評価します。 | |
「CSR」 | 高齢者や弱視・色弱の方にも見やすい操作画面やカラーユニバーサル対応印刷、マニュアルの音声読み上げなどのアクセシビリティ機能や、第三者によるサステナビリティ関連格付け結果をもとに社会的責任に対する配慮を評価します。 |
2. 対象製品
オフィス向け画像機器、プロダクションプリンターを中心に順次拡大
3. 表記方法
製品カタログ、製品サイト、特設サイト
4. 最新の認証製品リスト
特設サイトをご確認ください
特設サイト表記見本
製品評価見本
リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、デジタルカメラ、産業用製品・サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2015年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,319億円)。
創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/
このページの内容は発表時のものです。
既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。