ニュースリリース
リコー製品・サービスを使った ビジネスアプリ開発の学生プログラミングコンテスト
2014年12月8日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司) と日本科学未来館(館長:毛利衛)は、第7回「RICOH & JavaTM Developer Challenge Plus (デベロッパーチャレンジ・プラス) 」「プログラミングチャレンジコース」の最終選考会を12月7日に日本科学未来館において開催し、以下の通り、各賞を決定しました。
「RICOH & JavaTM Developer Challenge Plus 」とは、主に大学生/大学院生を対象に、指定のリコー製品・サービス*を使ってビジネスアプリケーションのアイデアと、その実装までを含めた開発技術を競うコンテストです。全国の17校18チームの応募から一次選考を通過した8チームのプレゼンテーションに対して選考が行われました。
*指定のリコーの製品・サービス: デジタル複合機、超短焦点プロジェクター、ポータブルなテレビ会議システム
賞 | 受賞校 (チーム名) | システム |
グランプリ | 岩崎学園情報科学専門学校 (龍童project) |
くらうど☆れんらくちょう (児童の絵やお知らせをクラウドで配布) |
準グランプリ | 関西学院大学大学院 (ミドルハット) |
てがきらり (手書きイラスト作成支援) |
リコー賞 | 京都大学 (京都スターライト学園電算部) |
ささかまっ! (全天球画像共有会議システム) |
Miraikan賞 | 香川高等専門学校 (+U Cool Works!!) |
みんなで ぴた☆かた (かたぬき絵本作成) |
オラクル賞 | 北見工業大学 (LGY+α) |
CreaDrop (チームで問題を解決) |
リコーチャレンジ賞 | 神奈川工科大学 (swkoubou) |
Read Mind (プレゼンテーション支援) |
産業技術大学院大学 (K-project) |
かいしゃの窓 (省エネ低コストな監視・情報配信・音声認識) |
|
東京農工大学 (DLCL) |
スマートコピー (無駄な余白を削減してコピー) |
※参加チーム名、応募作品のシステム名は、各チームがつけた名前をそのまま掲載しております。
日本科学未来館のホールでのプレゼン後、
参加者全員で集合写真
グランプリ受賞の龍童projectチーム
審査委員長・東京大学大学院 坂村教授(左から3人目)
審査では、オブジェクト指向の設計技術やシステムの機能仕様書、操作説明書、ソースコードなどの技術評価に加え、独創性や実用性、ユーザビリティ、プログラミングスキル、デモ、プレゼン能力などが総合的に評価されました。
グランプリを獲得した岩崎学園情報科学専門学校の龍童projectチームが提案したのは、保育所・幼稚園で児童が描いた絵や保護者宛てのプリントを複合機で電子化し、クラウド経由で保管・閲覧ができるシステム。絵は裏面に貼ったQRコードで識別されて、児童別のフォルダに保存されます。審査委員長を務められた東京大学大学院の坂村健教授は、保育士・保護者に評価を依頼し、機能を追加したことを特に高く評されました。また、全体の講評では、「今日ここで発表できたこと自体が素晴らしいことで、コンテストに参加して戦おうという意思を評価したい。提供されたインターフェースやモジュールを組み合わせて作るとき、どこを自分で作り、どこは利用したものかを明確にしたほうがよいと思う。」と述べられ、「未来はあなたたちにかかっている。頑張ってほしい。」と、言葉を締めくくられました。
今年度の「RICOH & JavaTM Developer Challenge Plus」はプログラミングなどの実装までの開発技術を競う「プログラミングチャレンジコース」に加えて、アイデアのみで勝負できる「アイデアチャレンジコース」を新たに設け、専攻分野にかかわらず参加できるよう、より幅広く応募を呼びかけました。夏に開催したサマーキャンプは「アイデアチャレンジコース」と「プログラミングチャレンジコース」の参加者の交流の場ともなり、参加の学生には刺激となりました。また、昨年度グランプリに輝いた関西学院大学のプログラミング教育アプリを用いて12月6日から2日間にわたって日本科学未来館でイベントが開催されたことも、学生にとって大きな励みになりました。
※OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
※QRコードは(株)デンソーウエーブの登録商標です。
※その他、会社名および製品名は、それぞれ各社の商号、商標または登録商標です。
※リコーは、日本科学未来館の活動理念に賛同し、2006年10月からオフィシャルパートナーとして活動を支援しています。
このイベントでは、複合機、プロジェクター、紙、はさみ、のりを使って自分で描いた絵を動かし、パソコンを使わずにプログラミングの原理を学びました。
リコーグループは、オフィス向け画像機器、プロダクションプリントソリューションズ、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2014年3月期リコーグループ連結売上は2兆1,956億円・国際会計基準)。
人と情報のかかわりの中で新しい価値を生む製品、ソリューション、サービスを中心に、デジタルカメラや産業用の製品など、幅広い分野で事業を展開しています。高い技術力に加え、際立った顧客サービスや持続可能社会の実現への積極的な取り組みが、お客様から高い評価をいただいています。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、下記をご覧ください。
http://jp.ricoh.com/
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