ニュースリリース
消費電流2.2μAながらも優れた過渡応答特性を実現した
最大入力電圧36V 200mAレギュレータ
「R1524xシリーズ」を開発
2014年9月9日
株式会社リコー
株式会社リコー（社長執行役員：三浦善司）は、無負荷時の自己消費電流が2.2μAと極めて小さいながらも優れた過渡応答特性を実現した200mA出力可能な最大入力電圧36VのボルテージレギュレータIC「R1524xシリーズ」を開発しました。9月10日に受注およびWebでのサンプル販売を開始いたします。
新製品「R1524xシリーズ」は、CMOSプロセス技術を用いた低消費電流のボルテージレギュレータです。弊社従来製品の「R1514x（最大入力電圧36V150mA低消費レギュレータ）」の9μAと比べて2.2μAと、より低消費電流でありながら、入力過渡応答特性を約5倍、負荷過渡応答特性を約2.5倍にまで向上させました。
本製品は用途に合わせて4つの品質ランク（K品、A品、Y品、民生品）をラインアップしています。12Vバッテリーなど高い入力電圧から直接駆動するアプリケーションをはじめとする車載機器に最適なA品やさらにスペック保証温度範囲が広い高信頼性のK品、産業機器など高温環境下や発熱を伴う機器でご使用いただけるY品、一般民生機器用の民生品の4ランクです。
また、最大入力電圧36Vレギュレータとしては業界最小クラスのSOT-23-5パッケージもラインアップし、お客様の機器の小型化にも大きく貢献いたします。
| 製品名 | R1524xシリーズ |
| サンプル価格 | 150円 (R1524H（民生品）の1,000個購入時の参考価格) |
| サンプル受注開始日 | 2014年9月10日 販売店、および、チップワンストップ内のRICOH WEBサンプルショップで販売 （http://www.chip1stop.com/ricoh/） |
| パッケージ | SOT-23-5、SOT-89-5、 HSOP-6J |
| 月産規模 | 200万個 |
R1524xシリーズ
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| リコーグループについて |
リコーグループは、オフィス向け画像機器、プロダクションプリントソリューションズ、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です（2014年3月期リコーグループ連結売上は2兆1,956億円・国際会計基準）。
人と情報のかかわりの中で新しい価値を生む製品、ソリューション、サービスを中心に、デジタルカメラや産業用の製品など、幅広い分野で事業を展開しています。高い技術力に加え、際立った顧客サービスや持続可能社会の実現への積極的な取り組みが、お客様から高い評価をいただいています。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、下記をご覧ください。
http://jp.ricoh.com/
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