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ニュースリリース

リコー、 第3回カーボン・オフセット大賞「優秀賞」を受賞

2014年3月4日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、本日表彰式が行われました、カーボン・オフセット推進ネットワーク主催の「第3回カーボン・オフセット大賞」において、商用印刷市場における「カーボンフットプリント(CFP)(*1)」「カーボン・オフセット(*2)」の普及促進への積極的な取り組みが評価され、「優秀賞」を受賞しました。

この賞は、カーボン・オフセットの意識と取り組みへの理解を社会全体に広く浸透させることを目的として低炭素社会の実現に向けた優れた取り組みを行なう団体を表彰するもので、環境省、経済産業省、農林水産省が後援しています。取り組みの概要に加え、社会へのアピールポイントやステークホルダーを巻き込んだ普及に向けた工夫などについて総合的に審査され、各賞の選定が行なわれます。

リコーは、商用印刷市場、特にPOD(Print On Demand)における環境負荷削減活動の推進を目的として、2013年に「グリーンPOD研究会(*3)」を開催しました。これは、印刷物の発注者と印刷業者の皆様に加えて、アドバイザー、オブザーバーとして、業界団体や官公庁の参加協力を得て活動した会議体です。具体的には、印刷物における「CFP」や「カーボン・オフセット」の普及に向けた課題の抽出と対策案を検討しました。研究会の活動を通じて、参加されていた印刷会社の中から2社が、製作した印刷物について「CFP」「カーボン・オフセット」の申請をされ認証を取得されました。この申請にあたって、リコーは独自に開発したツールにより、CO2の算定や申請書作成を支援しました。さらに、オフセット費用について、リコーが保有しているクレジット(*4)から、そのCFP相当分をリコーが国に償却することで負担しました。
「グリーンPOD研究会」の活動のほかにも、リコーグループでは、生産拠点の排出COや商業印刷機に関するパンフレットの製作で排出されたCOのカーボン・オフセットを実施しました。また、ヨーロッパや、オーストラリア、ニュージーランドの販売会社でもお客様の印刷物の関するカーボン・オフセットの取り組みを支援するなど、さまざまな形で推進していることが、今回の受賞につながりました。

(*1) カーボンフットプリント(CFP)
製品の原料採取から製造・販売・使用・廃棄までのライフサイクル全体で排出される温室効果ガス排出量をCO2の排出量として換算した値を製品に表示し「見える化」すること。
(*2)カーボン・オフセット
温室効果ガス排出量を把握し、自主努力では削減しきれない排出量について、他の場所で実現された削減量を購入し、埋め合わせること。
(*3)グリーンPOD研究会
商用印刷市場における環境負荷削減活動の推進を目的として、リコーが、印刷物の発注者と、印刷会社を集めて「環境への取り組みの普及」をテーマに協議をした研究会(2013年7月~11月)。
(*4) クレジット
温室効果ガスの排出削減量証明。温室効果ガスの排出権を売買可能な形にしたもの。


| リコーグループについて |

リコーグループは、オフィス向け画像機器、プロダクションプリントソリューションズ、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2013年3月期リコーグループ連結売上は1兆9,244億円)。
人と情報のかかわりの中で新しい価値を生む製品、ソリューション、サービスを中心に、デジタルカメラや産業用の製品など、幅広い分野で事業を展開しています。高い技術力に加え、際立った顧客サービスや持続可能社会の実現への積極的な取り組みが、お客様から高い評価をいただいています。 想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。

より詳しい情報は、下記をご覧ください。
http://jp.ricoh.com/

このページの内容は発表時のものです。
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