ニュースリリース
2013年2月18日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、最大350台のタブレット端末が同時接続可能なペーパーレス会議システム「RICOH Conference Center(リコー カンファレンス センター)」を開発し、2月19日から発売します。iPadを活用して、資料の共有や閲覧ページの同期、ページ内への書き込みなどペーパーレスでの会議をスムーズに行える「RICOH Smart Presenter(リコー スマート プレゼンター)」*1を業務仕様にバージョンアップし、本商品のクライアントアプリケーションとして使用しています。ビジネスや教育現場においてスマートデバイスの活用が進む中、社内打合せ、役員会議、セミナーや研修会など幅広い用途でご利用いただくことができます。また、リコーのスマートデバイス導入支援サービス、サーバーやネットワークの導入・構築から運用・保守を行うワンストップITサービスなどと組み合わせることも可能です。
タブレット活用ペーパーレス会議ソリューション | ||
商品名 | RICOH Conference Center | RICOH Smart Presenter |
タイプ | サーバーシステム 10クライアントライセンス付 |
iPadアプリケーション |
標準価格(消費税別) | 300,000円 | 無償 |
発売日 | 2013年2月19日 |
今般、商品化したサーバーシステムでは、会議資料をWebブラウザから「RICOH Conference Center」専用サーバーにアップロードすることで、PDFファイルに自動変換されます。会議参加者は手持ちのiPadで資料を同サーバーからダウンロードして活用します。ネットワーク対応のリコー製プロジェクターにワイヤレスで投影することもでき、発表者が説明する資料画面を見ながら、手元のiPadにメモを取ることができます。なお、これまで同様、RICOH Smart Presenterのみを利用したサーバーレスによる少人数の会議にも対応いたします。
これにより、会議における配付資料の印刷コストの削減や、資料の急な差替えの手間を省くことができます。また、iPadに配信された資料データは会議終了後に消去することも可能なため、機密情報のセキュリティを確保できるほか、資料の回収や破棄作業の手間も削減することができます。優れたコストパフォーマンスで会議にまつわる資料の準備から回収にいたるまで、業務の効率化に貢献します。
*1 「RICOH Smart Presenter」は、2011年4月に前身の「RICOH TAMAGO Presenter」として提供を開始して以降、専用端末ではなく、汎用的な端末を用いて手軽にペーパーレス会議を行えることや、利用者からのフィードバックに基づいて、新しい機能も追加していくなどが評価され、これまで累計で10万ダウンロードをいただいています。また、本商品の提供開始に先立ち、2012年10月に東京で開催されたIMF・世界銀行年次総会の一部セミナーにおいて、100人規模のペーパーレス会議を提供しました。
‹タブレット活用ペーパーレス会議ソリューションの概念図›