ニュースリリース
2012年2月14日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、リコー大森事業所(東京都大田区)内の環境安全センター化学エミッション試験室が、試験所の能力に対する国際規格である ISO/IEC 17025に基づく認定を取得いたしました。これによりリコーは、オフィス製品の使用時に求められる「騒音」「省エネ」「化学エミッション」(※1)の3つすべての環境性能を検証する自社内の試験室で、ISO/IEC 17025の認定を取得したことになります。
今回の認定では、認定範囲に、従来の化学エミッション試験の測定項目であるオゾン・粉塵・VOC(※2)に加えて、国際的に環境基準や規制の中で規格化の要求が高まりつつある「超微小粒子および微小粒子」(※3)を含め、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)認定センター(IAJapan)から認定を取得しています。
試験種類 | 騒音試験 | 消費エネルギー試験 (省エネ) |
化学エミッション試験 |
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所在事業所 | 大森事業所 | テクノロジーセンター (海老名) |
大森事業所 |
認定・認証機関 (認定月) |
米NVLAP ('98/09認定) |
日 IAJapan ('11/01認定) |
日 IAJapan ('12/02認定) |
NVLAP: 米国NISTの認定プログラム The National Voluntary Laboratory Accreditation Program
IAJapan: 独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)の適合性認定分野を担当している認定センター International Accreditation Japan
認定の取得には、製品の化学エミッション試験を行う試験所として、適切な品質マネジメントシステムを運営し、かつ技術的な管理体制が構築され、妥当な結果を出す能力があることを実証する必要があります。これによりリコーは自社試験所で実施した製品試験の結果を客観的信頼性のあるデータとして、環境ラベル等の第三者認証機関への適合申請に利用することが可能になり、迅速かつ効率的に環境に配慮した製品をお客様に提供していくことができます。
リコーは今後とも、持続可能な社会の構築に向け、お客様に安心してお使いいただける環境性能に優れた製品を提供してまいります。