ニュースリリース
2011年11月24日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、第42回東京モーターショー(一般公開日:12月3日~11日、会場:東京ビックサイト)において、専用紙にカラーペンで描いた車の絵をデジタルデータとして取り込み、他の人が描いた絵と共にレースができるアプリケーションソフト「紙レーサー」を出展します。なお、東京モーターショーへの出展を皮切りに、本アプリを搭載した専用機のテストマーケティングを自動車ディーラーや各種イベント会場など向けに開始します。
今回出展する「紙レーサー」は、専用紙に自分が描いた車の絵が画面上で動く新感覚の体験型エンターテインメントです。読み取った車の絵の色分布や線、面の形状といった画像の特徴を抽出・分析し、独自のアルゴリズムによって、速度や加速力、グリップ力など車の性能が決まる仕組みとなっています。これにより、他の人が描いた車と対戦して速さを競うことができます。本アプリには、リコーがオフィス分野で培った帳票処理、OCR、類似画像検索等の画像処理技術、画像解析技術が応用されています。東京モーターショーでは、リコーのブース内に絵を描くためのスペースを用意し、実際の対戦を体験できるほか、期間限定Webサイトも用意し、東京モーターショーで描かれた作品を閲覧することもできます。
東京モーターショーに出展する専用機は、省スペースを重視し、場所を選ばず手軽に利用することができるほか、プロジェクターや外部ディスプレイとつなぐことで、大画面でレースを楽しむことも可能です。
リコーは、今回の出展を、リコーグループの画像処理等の応用技術や、今回テストマーケティングを始める「紙レーサー」を訴求する場として捉えています。今後は、各種イベント会場の他、自動車関連企業のディーラーや住宅展示場など家族で来られる場所でのサービス向上に貢献できるものとして、さまざまなシーンで利用していただくことを目指します。
■期間限定Webサイトについて
公開期間:2011年11月24日~2012年1月11日
URL:http://oekaki.ricoh.co.jp/racer/
■「紙レーサー」のテストマーケティングについて
提供開始日:2011年12月3日
基本パック(レンタル期間:15日間):120,000円 (消費税別)
* 基本パックには、専用機、アプリケーション、ミニスピーカーが含まれます。
* 別途、専用紙、専用カラーペンが必要になります。(有償)
* 本サービスの提供はリコージャパン株式会社が行います。
・画面イメージ(レース画面) | ・画面イメージ(レース結果画面) | |