ニュースリリース
2011年10月31日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、ITアドバイザリ会社の米国ガートナー社の「マネージド・プリント・サービス(MPS)市場におけるマジック・クアドラント・レポート」*1で、「リーダー」クアドラントに位置づけられました。
マネージド・プリント・サービス(MPS)は、「ドキュメント出力機器の最適化と関連するビジネスプロセスの最適化を能動的にマネージメントし最適化することである」と定義づけられています*2。多くのMPS提案が機器や印刷物の管理に重点をおいている一方で、リコーのマネージド・ドキュメント・サービス(MDS)では、ドキュメントのインプット(作成)から効率的なスループット(ワークフロー)を通じて、お客様が必要な時に必要な情報へアクセスすることが可能な付加価値の高いアウトプットに至るまで、お客様のビジネスに関わる情報の最適化のデザイン、導入・構築、継続的な改善提案を行っています。
ガートナー社による「リーダー」クアドラントの定義は以下の通りです。
"リーダーは、大企業や拠点が世界各地に広く分散している企業など、さまざまなユーザーにMPSを提供しているため、真の意味でグローバルな対応が可能で なければならない。現状のMPSの提供スキルだけでなく、今後のMPSに備えるための知識、イニシアティブ、リソースも備えていることが求められる。機能 を完備したMPSを多様な付加価値サービスで補強していることがリーダーの特徴である。結果的に、大企業と中規模企業の最終候補リストに残ることが多い。”
リコーは、全世界で30,000人以上の専門スタッフがお客様のニーズに沿った包括的かつ機器メーカーに依存しないフレキシブルなインフラの管理をすることで、フォーチューングローバル500社の約95%のお客様にサービスをご提供しております。それぞれのサービス内容は多岐にわたっており、ドキュメント周りの課題に加え、日々高まっている環境対策など、持続可能な社会への貢献についてもカバーしております。
リコーのMDSはドキュメントマネジメント関連の作業効率を上げるだけではなく、お客様のグローバル化の実現に向けた課題への解決に寄与することを目指しています。これはお客様一人ひとりが情報の検索や作成に必要以上の時間をかけていることで生産性が失われているという課題に対してダイレクトに対応するものです。
リコーはProsci社のADKAR® (Awareness, Desire, Knowledge, Ability, Reinforcement)というチェンジマネジメント手法を用いて、お客様自身だけでは変更がしにくいプロセス改革を行っています。今後もリコーのMDS導入において必要な変化を適切に分析し、導入の結果としてお客様の生産性の向上などビジネス上の結果に寄与できるサービスを提供してまいります。
*1 ガートナー「Magic Quadrant for Managed Print Services, Worldwide」 Ken Weilerstein 他共著、2011年10月25日
*2 Managed Print Services Association (MPSA)において
※本マジック・クアドラントは、2011年よりガートナーが著作権を有しており、その許諾を得て再掲したものです。マジック・クアドラントは、特定の時点や期間における、特定の市場を図式的に表現したものです。これは、ガートナーの採用した定義に基づいて、当該市場向けの基準に特定のベンダーを当てはめた場合の評価をガートナーが分析したものです。ガートナーは、マジック・クアドラント内に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また「リーダー」クアドラント内に位置付けられたベンダーのみを選択するようテクノロジの利用者に助言するものではありません。マジック・クアドラントの用途はリサーチ・ツールに限定されており、特定の行為に導く意図を有しておりません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。
*"Prosci"及び "ADKAR"は、PROSCI INC.の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他、このニュースリリースに記載されている社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。