Skip to main content Skip to first level navigation

RICOH imagine. change.

日本 - リコーグループ企業・IRサイト Change
Skip to main content First level navigation Menu
Breadcrumbs

Share

Main content

ニュースリリース

タムラ製作所とリコーがドライ洗浄に関する技術のライセンス契約を締結

2011年8月3日
株式会社タムラ製作所
株式会社リコー

 電子部品やはんだ付装置等の製造販売をてがける株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、社長:田村直樹、以下タムラ製作所)と、複写機やプリンター等のオフィスの画像ソリューションを提供する株式会社リコー(本社:東京都中央区、社長:近藤史朗、以下リコー)は、リコーが開発した「ドライ洗浄に関する技術」についてライセンス契約を2011年8月1日付で締結いたしました。

 今回ライセンス契約を締結した「ドライ洗浄技術」とは、数ミリ角の薄片状のフィルムを気流で洗浄対象に吹き付け、その衝突・接触により汚れを除去するという原理に基づくもので、溶剤や水を全く使わずに、プリント基板の自動はんだ付け工程で繰り返し使用する治具(パレット)に固着した汚れ(はんだフラックス)の洗浄を可能にします。リコー比で環境負荷を最大約10分の1に削減することができ、洗浄コストも大幅に削減します。
 今回の締結により、タムラ製作所はこの技術を用いた「はんだフラックス除去用洗浄装置」に関して独占的に生産、販売が可能になります。タムラ製作所のはんだ付け装置市場での販売チャネルやノウハウを活かして、リコーの環境技術を広く世の中に提供できることは両社にとって大変意義あるものと認識しています。

 タムラ製作所は、今回のドライ洗浄技術のライセンス契約により、製品名「ウェーブはんだ付用パレット 溶剤レス洗浄装置(以下溶剤レス洗浄装置)」として、8月より自社ブランドで販売を開始いたしました。
鉛フリー対応はんだ付装置や省エネ型リフロー装置など、タムラ製作所はこれまでも多くの環境対策製品をお客様に提供してまいりました。このたび締結したライセンス契約により溶剤レス洗浄装置の生産、販売が可能となり、洗浄装置という新製品のラインアップができ、より一層充実した環境貢献製品をお客様へ提供できるようになります。
 これまで人手で溶剤洗浄作業を行う場合、溶剤への浸漬・乾燥時間を含めると一般的に約120分の工程が必要となり、フラックス洗浄に時間がかかっておりました。今回の溶剤レス洗浄装置を使用することにより、浸漬・乾燥工程を無くすことができ、パレット1枚当たり2~3分程度で作業がすむため、大幅に時間を短縮することができます。加えて溶剤を一切使用しないため、環境負荷の削減や作業環境の改善にも大きく貢献でき、洗浄コストも大幅に削減することができます。

 また、本製品の特長をより多くのお客様に実感頂くため、タムラ製作所 狭山事業所にあるショールームにてデモ機を設置し、既に十数社のお客様に実験評価を頂いております。
 販売ターゲットは、フローはんだ付工程にてパレットが多く使用されている日本国内の産業機器、車載関連の業界を中心に、従来のはんだ付装置の販売チャンネルや培ってきたノウハウを活かし、すでにはんだ付装置を導入されているお客様や、これから導入されるお客様へも積極的に販売を展開してまいります。日本国内での販売が軌道に乗った後は、中国を中心とした海外展開を図り、3年間で100台以上の販売を目指します。

 リコーは、原材料調達、製造からリサイクル・廃棄にいたるあらゆるステージで環境負荷削減に取り組み、環境にやさしいオフィスの画像ソリューション製品を提供しています。ライセンス契約をした「ドライ洗浄技術」は、複写機の再生時に部品に付着しているトナーを除去する工程で2006年に開発した技術を、プリント基板の生産工程に応用したものです。2008年から国内外の生産拠点に導入し、環境負荷削減と洗浄コストの削減に大きな効果をあげています。このたびの契約により、リコーは自社の生産工程の環境負荷削減を目的として開発した環境技術を、タムラ製作所を通じて広くお客様にご提供できることになります。今後も、更なる技術革新により、持続可能な社会の実現を目指します。