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ニュースリリース

リコー、重合トナー生産工程で、
オゾンマイクロ/ナノバブル技術の活用により、
「次世代用水処理技術」を開発

2010年12月9日
株式会社リコー

 株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗、以下リコー)は、株式会社REO研究所(代表取締役社長:亀山隆夫・宮城県東松島市、以下REO研究所)、独立行政法人産業技術総合研究所環境管理技術研究部門(部門長:田尾博明・茨城県つくば市、以下産総研)と共同で、重合トナーの生産における「水」(用水/排水)の次世代用水処理技術を開発しました。
  これは、REO研究所のオゾンマイクロ/ナノバブル技術を、重合トナー生産に使用される「水」の浄化に活用し、用水/排水のクローズドリサイクルを可能にしたものです。その結果、地下からの取水、浄化後の工場排水の放流が大幅に削減でき、また、浄化過程での濃厚排水の焼却処理もなくなることから、資源保護、CO2削減の革新的な環境技術として生産システムへの展開が期待されています。
 リコーは、今後さらに性能の向上を図り、大量の水を必要とする工場立地の条件を大幅に緩和することと、次世代の環境技術として、重合トナーの生産以外にも幅広く社内に展開することも検討しています。
 REO研究所も、来春以降を目処に、環境技術として、この用水処理技術の普及活動を行っていきます。

 オゾンマイクロ/ナノバブル技術は、12月9日から東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2010」のリコーブースで展示公開の予定です。

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次世代用水処理設備(一部)