ニュースリリース
2010年6月2日
株式会社リコー
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、デジタル複合機(MFP)「imagio MPシリーズ」で読み取った紙文書のデータやファクス受信したイメージデータ、パソコン内の文書ファイルなどを簡単な操作で一元管理できる文書管理システム「Ridoc Smart Navigator(リドック スマート ナビゲーター)」を6月8日に新発売いたします。
製品名 | Ridoc Smart Navigator Version1 |
標準価格(消費税別) (基本パッケージ) |
400,000円(1サーバーライセンス、 30クライアントライセンス付) |
発売日 | 2010年6月8日 |
販売数量 | 年間1,000本 |
* このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。
急激に変化する経済環境の中で企業は、経営上のリスクにも柔軟に対応できる、変化に強いITインフラ構築が求められています。具体的には、内部統制を軸に、業務そのもの、特に文書管理業務の見直しが急務となっています。しかしながら、電子化した文書をシステム上で有効活用するための課題は多く、TCO削減を含め、お悩みを持つお客様も多いのが現状です。リコーは、このようなお客様の課題に対し、コストを抑えながら、文書の管理や管理された文書の有効活用を同時に実現するためのソリューションとして「Ridoc Smart Navigator」を提供いたします。
新製品では、社内ネットワーク上の文書管理サーバーにWebブラウザを介してアクセスし、使用するため、クライアントへのソフトの導入は不要です。また、ドラッグ&ドロップで文書登録が行えるほか、文書単位でのアクセス権の設定、回覧情報の履歴を表示する機能も提供し、文書を安全に管理します。さらに、共有したい文書のメール送付までシステム内で完結できるため、情報を周知するための作業効率が大幅に向上します。メールはファイル添付ではなく、共有したい文書へのURLリンクを付ける形式であるため、情報漏洩などのセキュリティリスクを排除するだけでなく、ネットワークの通信負荷を削減する効果をもたらすなど、コスト削減と企業価値の向上を同時に実現します。
また、MFPと連携して紙文書の電子化・登録作業を効率化する既存のアプリケーションソフト「Ridoc GlobalScan」と、新製品「Ridoc Smart Navigator」とを組み合わせて活用することにより、読み取り後のデータの仕分けやファイル名の入力作業の手間が省け、大幅に作業効率を向上させることも可能です。リコーでは今後、優れたコストパフォーマンスを実現している「Ridoc Smart Navigator」をドキュメントソリューション分野の中核に、お客様の業務効率化を推進してまいります。
<新製品「Ridoc Smart Navigator」の主な特徴>
1. | わかりやすいユーザーインターフェースで簡単に文書登録を行うことが可能 | |
・ | メッセージエリアを設け、直前の処理内容を表示して、ユーザーに操作内容の確実性を案内できます。 | |
・ | 文書登録やメール通知など、よく使う機能のボタン配列を個人ごとにカスタマイズでき、より使いやすい画面設計を提供します。 | |
・ | ドラッグ&ドロップによる文書登録が可能です。クライアントアプリケーションソフトの操作感覚で簡単に文書登録することができます。 | |
・ | よく見るフォルダ文書を記憶してサムネイルで表示ができます。また、検索条件の記憶や新着文書の確認もできるため、目的の文書やフォルダを簡単に見つけられます。 | |
2. | メールでの文書通知機能、簡易ワークフロー機能により、情報周知効率を向上 | |
・ | メール通知機能を活用することで、共有したい文書のURLリンクをメールに載せて周知できます。メール送信までシステム内で完結でき、作業効率を向上します。 | |
・ | 特に重要な文書は回覧機能により承認履歴を残すことで、登録文書の品質を一定に保つことができます。また、承認後は文書の一斉公開をメールで行うこともできます。 | |
3. | PDF変換および閲覧に専用ソフトが不要 | |
・ | Ridoc Smart Navigatorに文書登録をすると、自動でPDFデータを作成し、内部データベースに保持します。文書のPDF変換や閲覧はWebブラウザで行うため、クライアントPC側に専用ソフトのインストールは不要です。 | |
4. | Ridoc Document Serverの基本機能を踏襲 | |
・ | 異なる形式のファイルを一つに束ねて管理できるため、ファイルの内容をスムーズに確認できます。また、ユーザー管理(ベーシック・Active Directory連携)、アクセス権設定など、文書管理システムの基本機能を搭載しています。 | |
・ | 動作環境は物理サーバーだけでなく、仮想環境であるVMWare ESX Serverにも標準仕様として動作保証をします。 | |
・ | リコー独自データベースの利用により、全文検索を高速に行います。 | |
5. | Ridoc GlobalScanとの連携で文書登録の作業効率を向上 | |
・ | MFPで受信したFAX文書や、読み取ったスキャン文書を、文書と書誌情報を紐付けてRidoc Smart Navigatorにデータ配信することにより、文書の検索性を向上します。 | |
・ | Ridoc Smart Navigatorにデータを配信する際に、あらかじめサブフォルダを自動作成することをRidoc GlobalScanで設定することにより、文書の管理体系を意識することなく、文書登録が行えます。 | |
・ | Ridoc GlobalScanが自動作成したサブフォルダをRidoc Smart Navigatorが横串検索することにより、文書の体系的な管理だけでなく、時系列での管理も可能になります。 |
<新製品「Ridoc Smart Navigator」の価格>
商品名 | 標準価格(消費税別) |
Ridoc Smart Navigator Version1 | ¥400,000 |
Ridoc Smart Navigator Version 1 アップグレード※1 | ¥160,000 |
Ridoc Smart Navigator Version 1追加10クライアントライセンス※2 | ¥32,000 |
Ridoc Smart Navigator Version 1追加50クライアントライセンス※2 | ¥135,000 |