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社員ストーリー

DXで中小企業の働き方を変えたい。リコーの「つながり」が生む付加価値で顧客を笑顔に。

セールススタッフ 大藤遥

目次

デジタルサービスの会社として、「"はたらく"に歓びを」をミッション&ビジョンに掲げるリコーグループ。その中で働く社員たちの仕事への思いや夢を伝えるテレビCMを公開しています。ストーリーズでは、CMに登場している社員たちに「はたらく歓び」をテーマに話を聞くインタビューを実施しました。今回は、社内の全社表彰式で表彰されたセールススタッフの大藤遥さんに、現在の働き方や営業職として大切にしていること、そして今後の目標を語ってもらいました。

複合機を中心としたDXで中小企業の生産性向上を支援

マーケティング本部三重営業部中勢営業所
大藤 遥氏

現在のお仕事内容を教えてください。

大藤: 三重県の松阪市内で、中小企業のお客様への営業活動をしています。複合機を中心に、ソフトウェアや、セキュリティ機器やクラウドサービスなど、パートナー企業の商品も含めてご提案して、お客様のDXを支援しています。

入社して以来、ずっと営業職ですか?

大藤: そうです。入社1年目は三重県の四日市市内に配属されて、その後、今の松阪市へ異動になりました。

リコージャパンには、営業職志望で入社されたのでしょうか。

大藤: はい、営業1本に絞っていました。私は子どもの頃から、じっとしているのが苦手なタイプ(笑)。デスクに座って事務作業を続ける仕事は自分にはできないと思って、営業を志望しました。実際に働いてみるとやはり自分に合っていて、今、仕事が楽しいです。

現在の働き方としては、外での顧客訪問や新規営業がメインなのでしょうか。

大藤: そうですね。朝、事務所に一度出社してから、その後はずっとお客様先にうかがっています。3時頃に事務所に戻り、業務処理や次の日の仕事の準備をしてから帰宅するのが、毎日のルーティーンです。

顧客の長時間労働の課題をデジタル化で解決

新規開拓をする際には、どのようなアプローチで営業されるのでしょうか。

大藤: 複合機だけをご提案をすると、すでに他社さんの複合機が入っているとお断りされることが多いので、未取引のお客様には、アプリなどのご提案からさせていただくことが多いですね。リコージャパンが空調や照明制御システムも販売していることをご存じないお客様も多いので、「実はこういう商品もご提案できるんです」というところからお話をさせていただくこともあります。

複合機をメインで販売しつつ、周辺のソリューションも含めて提供することで、顧客のDXの支援をされているんですね。

大藤: そうですね。営業をしていると、紙業務による非効率という課題を抱えているお客様が多いと感じます。たとえば、ある介護業のお客様からは、訪問介護の担当者が報告書を手書きで書き、それを1枚1枚、ケアマネージャーさんがパソコンに入力しているため、長時間の残業につながっているという課題をお聞きしました。

そこでタブレットを使ったシステムを導入いただいたところ、担当者の方が報告書に書いていた内容をタブレットに入力することでデータが作成できて、ケアマネージャーさんはそれを確認すればよくなったため、残業時間を減らすことができました。タブレットに慣れている若手の方がベテランの方に使い方を教えることで、コミュニケーションの面でもいい効果が生まれて、社内が元気になったという声もいただきました。

DXを支援したお客様の感謝の声に"はたらく"歓びを感じる

仕事をしていて、"はたらく"歓びを感じるのはどんな時ですか?

大藤: お客様に、このサービスを入れてすごく楽になったとか、残業時間が減って従業員が喜んでいると言ってもらえる時が一番、営業活動をしていてよかったな、ご提案してよかったなと、喜びを感じますね。お客様の労働環境を改善できると、DX化のサポートができているなと実感します。

CM撮影現場

営業所のチームで仕事をする上で、働きがいを感じることはありますか?

大藤: 営業所ごとに目標の数字を持っているので、みんなでそこを目指して頑張ったり、達成感を味わえるのは、チームの仕事ならではのやりがいですね。複合機のメンテナンスをするカスタマーエンジニアと連携することもあります。カスタマーエンジニアは日々お客様先でメンテナンスをしてお困りごとをヒアリングしていますし、お客様との関係性も深いので、頼れるパートナーです。一緒に提案をして導入が決まると、ペアで仕事をしていてよかったという喜びを感じますね。

反対に、仕事で苦労することや、大変なことはありますか?

大藤: 過去にトラブルも経験したのですが、知識も経験も豊富な先輩たちがサポートしてくれて解決できました。その時、先輩が「なんとかならないことはないから」と言ってくれたんですね。実際に、どんなことも周りの助けで解決ができてここまで来ているので、今はトラブルが起きても、「なんとかならないことはない」と頭の中を切り替えることができます。だから、大変だと思うことはそんなにないですね。

それぞれ担当を持つ営業職とはいえ、お互いにサポートし合える環境があるんですね。

大藤: そうですね。入社後に配属した際に教育係をしてくださった佐藤哲也さんのおかげで、今の私があると思っています。佐藤哲也さんはトップセールスだったのですが、忙しい中でも自分の数字をしつつ、何もわからない私に対して優先して教えてくれました。今、私自身が教育係をしているのですが、私がしてもらったことを後輩にも同じよう、伝承したいと思っています。

必ず4つのメリットを伝えられるよう事前準備に注力

リコーグループならではの働きがいや、働きやすさは感じますか?

大藤: リコージャパンは、すごく働きやすい会社だと思います。残業はほとんどないですし、1年目から、有給休暇もきちんととっています。営業をする上で感じる強みは、いろいろなパートナーさんと協力して、お客様の課題を解決できること。リコージャパンは「つなげる」ことが得意で、ご案内できる情報がとても多いということは、いつもお客様にお伝えしていますね。

営業活動がうまくいかない時には、どう乗り越えていますか? 顧客と接する際に、意識していることはあるのでしょうか。

大藤: 意識していることとしては、4つ以上メリットを考えた上でお客様にご提案すること。これも佐藤哲也さんから教わりました。メリットが4つあれば断られることはほとんどないので、それを伝えるための提案準備には力を入れています。4つのメリットを見つけるまでは準備は終えない、と決めています。

営業の時に持ち運ぶツールも、名刺とツールが入ったジャバラのファイル1冊だけです。これもトップセールスの先輩の真似です(笑)

リコーのビジョンを体現しながらお客様を幸せにする営業を続けたい

CM撮影現場

今回のテレビCMの制作を振り返って、いかがでしたか?

大藤: 楽しかったです! でも、演技やナレーションは難しかったですね。

CMに対する周りからの反響はいかがですか?

大藤: 同僚や、昔、一緒に仕事をさせてもらっていた方や新人時代のトレーナーの方からも「見たよ!」とか「すごいね」、「がんばってるね」というご連絡をいただけて、とても嬉しかったです。先日、飛び込み営業をしたお客様からも「CM出てたよね?」と言っていただけて、話が弾みました。本当に、出させていただいて良かったです。

今後の個人的な目標や、チームでの目標を教えてください。

大藤: やはり営業なので、業績で評価されるという目標はありつつ、今回、CMに出させていただいたこともあり、リコーグループとしてのビジョンを体現しながら、お客様を幸せにするための営業を、継続してやっていきたいです。

それと、今年、営業所に新入社員が3人入ってきたのですが、全員、女性なんですね。私が入社した頃は支社に女性の営業の先輩は2名ほどしかいなかったのですが、今の後輩たちに、こんなかっこいい女性の営業になりたいなと思ってもらえる存在になるのも目標です。私が先輩から教えていただいたことを後輩にも伝えて、後輩がその後輩にも伝えていくことで、いい形で、リコージャパンの営業スタイルを作っていきたいですね。

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