重要なお知らせ
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、本日、経済産業省より遺伝子組換え微生物について、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成15年法律第97号。以下、カルタヘナ法)第13条第1項の規定に違反して、執るべき拡散防止措置を講ずることなく第二種使用等をしたとして、同法第14条第1項の規定に基づく措置命令を受けました。
今回の措置命令は、バイオメディカル事業において提供しているDNA標準プレート「RICOH Standard DNA Series」を製造する際に、カルタヘナ法の求める手続きが正しく行われなかったことに対するものです。当該遺伝子組換え微生物を拡散したことによる違反ではないため、周辺環境や人体への影響はありません。
このような事態に至りましたことを厳粛に受け止め、お客様および関係者の皆様に深くお詫び申し上げるとともに、再発防止に取り組んでまいります。
カルタヘナ法第14条第1項に基づき、以下の措置を講ずること。
当社は、本件違反行為に係る事実関係を正確に認定したうえで、当該違反が生じた原因の究明と再発防止策立案のために、外部専門家を交えた社内調査委員会を設置しました。
この社内調査委員会で策定した再発防止策を経済産業省に提出するとともに、お客様および関係者の皆様の信頼を一刻も早く回復できるよう再発防止策に取り組んでいまいります。
具体的には、以下の対策を講じます。
以上