imagio MP1300、およびimagio MP1600シリーズのエコマーク表示について
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)が生産し、エコマーク表示を貼付して販売しているモノクロデジタル複合機「imagio MP1300シリーズ」および「imagio MP1600シリーズ」(本年5月15日発売)において、財団法人日本環境協会が認定する同マークの認定基準を、一部に満たしていないものがあり、ここにお知らせするとともに謹んでお詫び申し上げます。
1.概要
当該商品のプラスチックカバーにおいて、回収材の含有率がエコマークの認定基準が求めている重量比15%に満たないことが判明いたしました。
同製品の市場出荷台数は、5月15日の発売以来897台で、既に出荷を停止いたしました。ご使用いただいているお客様については全て把握しており、早急にご連絡申し上げた上で当該プラスチックカバーの交換を進めてまいります。また、エコマークを表示している他の機種については、認定基準を満たしていることを確認いたしました。
この事実の判明を受け、速やかに財団法人日本環境協会に内容をご報告し、対応方法について協議し、ご了解を得ております。
なお、今回の基準未達はプラスチックカバーの回収材含有率に関わることで、画像不良・動作不良・安全性への悪影響など、ご使用に関わる問題は発生いたしません。
2.ミスが発生した原因
当該機種の設計拠点でのエコマーク申請業務で、標準で決められたプロセスが、一部手違いにより、守られていなかったことが今回のミスにつながりました。
3.他の製品について
今回全ての申請データの再確認を実施し、問題のないことを確認いたしました。
4.対応について
6月12日に調査委員会を発足し、事実関係を精査の上、以下の対応を決定いたしました。
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すでにご使用中のお客様については販売担当者およびサービス技術者が伺い、お詫びをすると共に、今回の問題の内容をご説明し、ご理解をいただいたうえでプラスチックカバーの交換を実施いたします。 |
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在庫分および新規生産分には、認定基準に合致する正しい部品を使用した上で出荷いたします。 |
5.再発防止について
今回の問題を真摯に受け止め、当該製品の設計拠点の設計プロセスおよび管理体制の総点検を行ないました。さらに同拠点において、設計ルールおよび共有ツールの利用を徹底し、またエコマーク申請プロセスで業務標準通り作業が行なわれるように、日常管理と教育を再徹底することにより、再発防止に万全を尽くしてまいります。
お客様には、大変ご迷惑をお掛けし、心からお詫び申し上げます。今後はこうした間違いが発生することがないよう再発防止・未然防止策の徹底を図ってまいります。何卒ご理解を賜りたく、お願い申し上げます。