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重要なお知らせ

弊社シュレッダをお使いの皆様へのお知らせ

2006年8月29日
株式会社リコー

 平素よりリコー製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
 この度は、弊社業務用シュレッダでのお子様の事故に関して、ご心配をおかけいたしております。

1.事故と対応の概要

 過去(1985年12月から1997年5月までの12年間)に、オフィスに設置した業務用シュレッダにて7件の事故が発生しておりました。これらは、お子様が投入口より誤って指を入れ、怪我をされたものです。
 すでに、お客様には誠意をもって対応させていただきました。あわせて、使用における注意のお願い、製品の安全性をより高める施策の実施などを行ってまいりました。

2.事故が発生した機種
商品名 販売時期 大きさ(W×D×H) 重さ
RICUT 2201PT 1983年11月~1986年11月 370×320×530mm 19.5kg
RICUT 2702DA 1986年11月~1995年3月 630×280×700mm 42.0kg
RICUT 2211PT Deluxe 1986年11月~1997年7月 400×300×600mm 25.0kg

3.実施した対応

 お客様には、注意をお願いするシールを製品に貼るなどの対応を実施いたしました。
 さらに、安全性をより高めるために、「投入口の隙間を小さくする」、「投入口のたわみを減らすために強化する」、「投入口から刃までの距離を延長する」などの取り組みを行ってまいりました。これらは、市場機への対応だけでなく、製品の安全基準にも反映しております。

  安全基準は、1993年に制定し、その後改定を行い、現在は以下のようになっております。

(1)   製品の高さが75cm未満のもの
  • 投入口の隙間が3mm以下であること。
  • ゴム製模擬指(UL1492に規定された形状)を細断用紙に挟み込んで投入したときに
    カッタに到達しないこと。
  • 投入口の最終隙間からカッタまでの距離が50mm以上であること。

(2)   製品の高さが75cm以上のもの
  • 投入口の隙間が5mm以下であること。
  • ゴム製模擬指(UL1492に規定された形状)を細断用紙に挟み込んで投入したときに
    カッタに到達しないこと。
  • 投入口の最終隙間からカッタまでの距離が80mm以上であること。

4.今後の取り組み

 近年、ワークスタイルの変化によるオフィスの多様化が進んでいます。また、2005年4月、個人情報保護法の施行に伴い、個人情報の流出・漏洩に対する社会的な関心が一層高まっております。そのため、シュレッダの使用シーンも大きく広がってきております。
 弊社といたしましては、商品の安全性に充分配慮してまいりましたが、今後ともお客様にもご注意いただくような働きかけを全社をあげて取り組んでまいります。

 現在、弊社では、より安全にお客様にご使用いただくために、以下の活動を開始しております。

(1)   該当3機種を現在もご使用いただいているお客様に、カスタマーエンジニアの訪問による
  「安全性確認活動」を開始いたしました。
  主な内容は以下の通りです。
  • 設置場所にお子様がいる可能性の確認
  • 設置場所の変更の提案、相談
  • 注意デカル(警告シール)の貼り付け
  • 使用上の注意のご説明

(2)   上記活動の万全を期すため、これまでリコーとお取引をいただいたお客様に対して、
  「弊社シュレッダをお使いの皆様へのお知らせ」(本文書)を送付いたします。
  また、シュレッダのお問い合わせ窓口を設置いたしました。
  • フリーダイヤル:0120-000-475  (お客様のお問合せ窓口2007年3月5日更新)
  • 受付時間:平日(月~金)9時~17時  (祝祭日、弊社休業日を除く)

(3)

 弊社Webサイトを通じて注意をお願いしてまいります。

(4)  お子様の安全も考慮した新しい業界基準作りに参画してまいります。

 該当3機種をお使いで、カスタマーエンジニアがまだお伺いしていないお客様、あるいは訪問のお約束のできていないお客様は、恐れ入りますが以下のお問い合わせ窓口にご連絡をお願いいたします。

 <シュレッダお問い合わせ窓口>

 フリーダイヤル 0120-000-475  (お客様のお問合せ窓口2007年3月5日更新)   
 受付時間:平日(月~金)9時~17時  (祝祭日、弊社休業日を除く)

 リコーでは、上記のような活動を全社を挙げて行っておりますが、お客様におかれましても、製品のご使用時には今まで以上に安全にご留意くださいますようお願い申し上げます。

  今回の件では、ご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。