株式会社リコーは、日本経済新聞社の2025年度「日経サステナブル総合調査 SDGs経営編」において、7年連続で最上位の「星5(偏差値70以上)」を獲得しました。また、この調査結果をもとにSDGsに貢献する先進企業を表彰する「日経SDGs経営大賞」において「プライムシート企業」に認定され、2025年11月27日に表彰式が行われました。
「日経SDGs経営大賞」は、SDGs(持続可能な開発目標)を経営と結び付けることで、事業を通じて社会、経済、環境の課題解決に取り組み、企業価値向上につなげている企業を評価するものです。「SDGs戦略・経済価値」「社会価値」「環境価値」「ガバナンス」の計4つの分野に関する質問で構成され、企業向けアンケート調査や公開データなどから18の評価指標を作成し、総合的に企業の「SDGs経営」を評価します。プライムシート企業は、各企業が年々SDGsに対する取り組みの質を高める中において、優れた取り組みで高い評価を続けている企業を認定するものです。
2025年度の調査においては、特に以下の点が高く評価されました。
表彰式に出席したリコー 社長執行役員の大山 晃は、受賞のスピーチで、「リコーグループは創業の精神である「三愛精神」を変わらず大切にし、ESGの取り組みを着実に進めてまいりました。三愛精神には、当社に関わる全ての人々を尊重し、私たちが暮らす地球環境を守り、働くことを通じてWell-beingを実現するというESGのコンセプトが謳われています。よって、当社では、ESG経営と事業成長は同じ道筋にあるものと長きにわたり位置付けています。私たちはESGを将来の財務価値を生み出す重要な要素ととらえ、中長期的な企業価値向上に資するものと信じて日々活動しています。」と述べました。
表彰式の様子:左が日本経済新聞社 代表取締役社長 長谷部 剛氏、右がリコー 社長執行役員の大山
表彰式の様子
リコーグループは、目指すべき持続可能な社会の姿を、経済(Prosperity)・社会(People)・地球環境(Planet)の3つのPのバランスが保たれている社会「Three Ps Balance」として表しています。この目指すべき社会の実現に向け、「事業を通じた社会課題解決」とそれを支える「経営基盤の強化」の2つの領域で7つのマテリアリティ(重要社会課題)を特定し、各マテリアリティに紐づく16のESG目標を設定して、これらの解決に取り組んでいます。
リコーグループでは、「ESGと事業成長の同軸化」が中長期的な企業価値向上につながると考えており、今後も事業成長に資するESG活動を一層充実させるとともに、ステークホルダーへの情報開示を積極的に進めてまいります。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2025年3月期グループ連結売上高2兆5,278億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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