株式会社リコーは、「リコーグループ統合報告書 2025」、「リコーグループサステナビリティレポート 2025」、および「リコーグループESGデータブック2025」を本日発行*しました。
サステナビリティ活動への関心の高まりや情報開示拡充への期待を踏まえ、3つの報告書を同時発行することで、株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆さまに、リコーグループの中長期の展望や企業価値向上に向けた取り組みの全体像、環境・社会・ガバナンスに関する具体的な取り組みや実績データなどの詳細情報をお届けします。
今年度は、「リコーグループ環境報告書」を拡充し、環境および人権分野の情報開示を強化した「リコーグループサステナビリティレポート」として新たに提供します。
今後も適時適切かつ積極的な情報開示を進めることで、リコーグループへの理解を一層深めていただくとともに、経営品質の向上と事業成長を通じて、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。
本年度は主に以下の点で内容の改善・充実化を図りました。
「CEOメッセージ」と「CFOインタビュー」にて、2024年度の業績振り返りを含む、企業価値向上プロジェクトの進捗・評価と経営課題への対応、今後の収益性向上に向けた道筋と取り組みの方向性をご説明しています。
デジタルサービスの会社への変革に向けた各機能・事業戦略の説明に加え、その具体的な取り組みの進捗・成果として、お客様への価値提供事例と変革の主役となる人材の活躍事例を特集記事として紹介しています。
社外取締役鼎談で、資本市場からの信頼獲得のために加速すべき変革の方向性について課題を提起しています。また、取締役会の実効性評価に関する説明の充実に加え、株主との建設的な対話についても、方針とその実績を記載しています。
本年度より発行するリコーグループ サステナビリティレポートでは、環境および人権分野に関する情報開示の充実を図り、TCFD・TNFDなどの国際的な開示基準やフレームワークに沿った内容を掲載しています。
本レポートでは、気候変動対応、資源循環、汚染予防、生物多様性保全などの環境分野における取り組み全般に加え、人権デュー・ディリジェンスの実施状況や人権教育・啓発活動、通報制度と救済対応など、人権尊重への対応についても紹介しています。
2019年度からESGに関する取り組みを定量データとして一覧にしたESGデータブックを発行しています。ESGに関する世の中の潮流やESGインデックスの評価指標を踏まえ、ESGの各種データをまとめて開示しています。2025年度は、環境データの一部開示拡充(ISO14001取得一覧)や社会データの第三者保証済みデータ範囲の拡充(サプライヤー関連データ、欠勤率、労働災害度数率・強度率)を行ったほか、より客観的かつ比較可能な情報提供を目指し、定量データを中心とした構成に見直しました。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2025年3月期グループ連結売上高2兆5,278億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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