株式会社リコーはこのたび、英フィナンシャル・タイムズと独調査会社スタティスタが共同で実施した「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」調査において、アジア太平洋地域350社のうちの1社に4年連続で選出されました。本調査では、アジア太平洋地域に本社を置く企業の2018年から2023年にかけての温室効果ガス(GHG)の削減度合いを、調査参加企業から提供されたデータに基づいて、各社の売上高に対するGHG排出量(原単位)の増減量として算出しています。スコープ3の透明性や、CDPスコア、SBT認定の有無なども評価項目に含まれます。
今回の選定では、GHG排出量の削減という世界的な課題に合わせて、売上高原単位だけでなく、絶対的な排出量の削減が考慮されるようになりました。リコーは、事業成長とスコープ1,2における絶対的な排出量の削減を同時実現しており、持続可能な成長におけるリーダーシップが高く評価されました。
リコーは2017年4月に日本企業として初めてRE100に参加しました。2020年3月には、2030年のスコープ1,2のGHG削減目標を2015年比で63%削減、スコープ3削減目標を2015年比で40%削減に設定し、SBTイニシアチブによる「1.5°C目標」の認定を取得しています。
これまでの取り組みとして、生産工程のプロセス改善や高効率・省エネ機器の導入、国内事業所のZEB化、車両のEV化、物流プロセスの見直しによる省エネ活動を進めてきました。また、全世界のA3複合機の組み立て生産では、使用するすべての電力を再生可能エネルギー(以下、再エネ)電力で賄っています。さらに、拠点への再エネ導入においては、新たな再エネ電源の普及拡大につながる「追加性」に配慮した取り組みを強化しています。
なお、リコーは、2024年度CDPの企業調査において、「気候変動」「水セキュリティ」の2分野で、いずれも最高評価である『Aリスト』企業に選定されています。
「Driving Sustainability for Our Future. ~持続可能な社会を、ビジネスの力で。」リコーは今後も、事業を通じた社会課題の解決に取り組み、世の中の役に立つ新しい価値を提供してまいります。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2025年3月期グループ連結売上高2兆5,278億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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