お知らせ
株式会社リコーは、当社の持続可能で責任のある印刷物制作への取り組みが、世界的な市場調査会社であり、印刷およびスマートテクノロジーのハードウェア、ソフトウェア、サービスの独立評価機関である米国Keypoint Intelligence社のBuyers Lab(BLI)が選出する「2024-2025 Pacesetter Award in Production Print Sustainability」(以下、「Buyers Lab Pacesetter Award」)を受賞したことをお知らせします。コーポレート上席執行役員・リコーグラフィックコミュニケーションズBUプレジデントの宮尾康士は、5月28日(現地時間)に国際印刷・メディア産業展である「drupa 2024」において、 Director of Keypoint Intelligence's Production GroupのGerman Sacristan氏から表彰を受けました。
drupa 2024会場での表彰の様子
左から、リコーグラフィックコミュニケーションズBUプレジデント 宮尾康士、
Director of Keypoint Intelligence's Production GroupのGerman Sacristan氏
「Buyers Lab Pacesetter Award」は、技術、サービス、および主要業界を含む複数のカテゴリーにおいて、マーケットリーダーシップを発揮しているドキュメントイメージング分野の製造メーカーに贈られる賞で、リコーは、プロダクションプリンティング分野におけるサステナビリティへの貢献が評価されました。Director of Keypoint Intelligence's Production GroupのGerman Sacristan氏はリコーの受賞理由について、「リコーのプロダクションプリント領域におけるサステナビリティが、各カテゴリーにおいて一貫して高い水準であることが受賞につながった」と説明しています。重要なファクトとして、国際的な環境標準化機関および教育プログラムとの連携や、サステナビリティの推進と先進的な取り組みが社内の専任部門によって支えられている点が上げられました。
また、リコーは製品面でもサステナビリティに積極的に取り組んでおり、プロダクション製品、サービスパーツ、消耗品、パッケージなどをリサイクル可能にすることで、環境負荷低減に注力しています。ネットゼロ達成などの環境目標に対するリコーの着実で一貫した企業姿勢と、サステナビリティ目標の継続的な見直しが評価されました。
リコーは長年にわたりサステナビリティ活動を事業戦略に組み込んできました。1994年に循環型社会実現のための独自コンセプト「コメットサークル」を発表し、現在は2050年のネットゼロ達成に向けて取り組んでいます。また、事業活動における再生可能エネルギーの使用率を2030年までに50%、2040年までに100%にすることを目標として掲げています。節水や有害物質使用量の削減にも製造拠点全体で注力しており、リコーの製品・部品再生事業では資源、エネルギー、原材料の使用量削減に継続して取り組んでいます。
これらの取り組みにより、リコーはEcoVadis社によるサステナビリティ調査において、上位5%に入る企業に与えられる「ゴールド」評価を2014年から継続して獲得しているほか、国際的な環境調査・情報開示を行う非政府組織(NGO)であるCDPから、「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に4年連続で選定されました。
株式会社リコー コーポレート上席執行役員・リコーグラフィックコミュニケーションズBUプレジデントの宮尾康士は次のように述べています。
「リコーは数十年にわたり、商業・産業印刷業界において持続可能で責任ある取り組みを行うことに力を入れてきました。我々のゆるぎないコミットメントや継続的な取り組みが、業界でこのような権威ある評価を受けたことを嬉しく思います。今後も、リコー自身のビジネスをさらに進化させ、目標を達成し続けることで、私たちのお客様が持続可能で効率的かつ成功する事業運営ができるようサポートしてまいります。」
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2024年3月期グループ連結売上高2兆3,489億円)。
“はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/
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